2020年10月31日土曜日

関西近郊 休日ぶらり旅きっぷで日帰り旅

又、関西近郊 休日ぶらり旅きっぷで、本当にぶらりしてきた。
 
10月24日、前日の雨も上がってすっかり、秋晴れ。
 
今回は、関西線のローカル駅に降りて、古い駅舎を撮影。
 
先ず、始発のバスで最寄りのJR駅迄出る。 




米原行きの快速に乗り、例の如く草津で草津線に乗り換える。 



琵琶湖線が少々遅れてる関係で、乗換乗客の為に柘植行きの発車が5分程遅れる、とのアナウンスがある。



  
今日も、貴生川駅で切り離す為、先頭4両の先頭に乗車、111系BOXシートに陣取る、最近ではほんまに珍しくなったBOXシートや。 




5分遅れで無事発車したのを確認して、バス停前のコンビニで買うたサンドイッチとお茶で朝飯。 





ガタガタと揺られる事45分程で柘植駅に到着、乗り換える加茂行きは28分の待合せやから、写真撮ったり、トイレ済ましたりして過ごす。
 
柘植駅は結構亀山方面に向かう乗客が多い、此処は三重県やから名古屋方面に向かう人が結構いてるみたいや。






此の駅は交通の要所やから駅のホームも2面3線で駅舎は1番ホーム側に一箇所、トイレもこちら側にだけある、男性用は小一箇所、大一箇所のみでかなり狭い。




駅舎側の跨線橋階段の反対側に、古いレンガ造りの倉庫みたいな建物がある。





そうこうしてるうちに、2両の加茂行きキハ120系が入線、ワンマンなんで、1両目の後部ドアから乗車する。
 
乗車率は1両に10名程度。
 
降りる予定の駅は2駅目。






12分程で目的の「佐那具駅」に到着、降りたんはおっさん1人、乗る人は5名程度。
程なくして柘植行きの列車が入線して、双方が出発した後は静寂が訪れる。





此の駅、2面2線の駅で、柘植行きホームには紅葉した桜の木が多く植えられており、桜の季節に来てホームでゆっくりと駅弁と酒で、花見でもしてみようと思う。







此処の駅舎は結構古く、関西鉄道時代から建て替えられて無いと思う、跨線橋は無蓋。




駅の待合室や出札口もええ雰囲気出してる、窓口業務は6時前〜17時やからおっさんが到着した時間には開いてた。
 
自動券売機は無いから切符は全て駅窓口で買う。




駅舎を出たらほんまに何にも無い、但し、トイレは駅の外にあり、最近作り替えた様で便座洗浄機付きの立派な綺麗なんがある。





駅舎を出て直ぐの道路向かいに、古い建物があって、プロパンの古い看板がぶら下がってる、これもええ雰囲気出してる。
 
次の列車迄1時間程あるから、駅から少し歩いてみる事にした。





駅を出て左に向かうと、橋が見える、柘植川に架かる時代を感じさせる橋。




渡って、しばらく行くと「府中神社」があり、大きくはないけど歴史を感じさせる神社、神社を過ぎてしばらく行くと、国道25号に出る、交差点にローソンがあり、食料や飲物の入手には困らん。






駅に戻ってホームのベンチで持参のおにぎりとハイボールを呑みながら、次の列車をホームで待つ。 
ここのホームも、非常に長い。




加茂行きのキハ120系が入線、これに乗車する。 

次に降りる予定は、2駅目の「島ヶ原駅」。




「島ヶ原駅」には16分程で到着、此の駅では乗降客は結構多かった。
 
丁度同じタイミングで柘植行きも入線で、駅は大賑わいや。




跨線橋の上から、上下線の列車を写真に納める為跨線橋の真ん中で写真を撮る。
 
加茂行きがホームを離れて見えなくなっても柘植行きはホームに入線したままや、しばらくして、列車から乗務員がホームに出て、線路上に降りて柘植方面に走って行く。
 
望遠側にしてカメラのファインダーで確認したら、踏切で老人用の電動カートから線路に何か落としたみたいや、遮断機が降りてるから無理に入ろうとしたみたいで、信号が赤のままで踏切手前の警報ライトが点滅してる。
 
乗務員さんが対処して、急いで線路を走って戻ってくる。
 
ホームによじ登って列車に入って列車電話で何か報告してる、たまたま、此の列車には運転手以外にもう1人乗務員さんが乗車してたから割とスムーズに対応して、無事に発車して行った。
 




此の駅も結構古い。
  



ホームは2面2線で加茂行き側のホームに駅舎がある、ホームは一段低い箇所も合わせたら無茶苦茶長い、なんでこんなに長いかは分からんけど、貨物を扱ってた時代の名残り? 





此の駅にも券売機は無く、窓口販売のみや。 





柘植行きホームの待合所、待合所の柱にタブレット交換時代の名残りか、こんなん残ってた。




もう一度駅舎に戻り、待合室からホームを眺める、なんとも長閑な感じ。
  





此処、島ヶ原温泉が有るみたいや、「やぶちゃランド」と言う日帰り温泉施設迄、列車の時間に合わせて無料送迎バスが出てる。
 
時間があったら行ってみたい、けど列車到着後数分で出るから急がなあかん。




駅前には島ヶ原観光案内所が有り、島ヶ原名産の醤油なんかを売ってる、近くで見るまでお酒やばっかり思ってたら醤油やった。
 
観光案内所の前に、先程踏切でトラブってた? 電動カートが止まってる。
 
どなたのカートか分からんけどご高齢の方が3人案内所前で歓談してはる。




此の島ヶ原観光案内所の反対側には、食事も出来る、「伊賀市観光案内所」が有りそれなりに観光客が来る感じ。




駅前の周辺案内を見てたら、旧大和街道が近くを通ってて、旧本陣跡や宿場町が有る様なんで行ってみる事にする。 







歩く事10分程で旧本陣跡に到着、今も人が住んでる感じで大きな門がデーンと構えてる、宿場町自体もそれぞれの住宅には、現在も人が住んでるので、写真を撮るのは控える。




ひと通り宿場町を見学して駅に戻る、行きしなに見つけててJAのスーパーがあるので、ハイボールがあったら買うつもりで覗いてみる。
 
地元の方々が買い物をしておられ、さほど大きくない店内を見て、ハイボールを見つけ、レジに向かう途中でコロッケを発見、早速備え付けの袋に1個入れてレジに向かう。
 
支払い段階になったら、なんと、カードが使える! 

早速カード支払いを伝えて端末にカードを入れて支払い完了や、コロナ対策のビニールもレジに設置してるし、入り口にはアルコール消毒も有る。




店を出て入口を見たら、なんと、地域共通クーポンも使えるポスターが貼ってあって、観光客もそれなりに有るんやろ。
 
大阪の街中でも未だにカードや電子マネーが使えんスーパーも有るのに、大したもんやと感心した。
 
駅に戻って列車の入線を待つ。







入線してきたキハ120系に乗車して次に降りる駅迄17分、最後は笠置駅、此処で降りたんは結構多い。
 
駅から見える木津川河川敷に有るキャンプ場に行く人達や。
昨今のアウトドアブームで河川敷は超満員、おっさんも子供が小さい時、ようキャンプに行った、車にキャンプ道具積んで出掛けたもんや。
 
此の笠置駅に、乗客が立入れる箇所に駅名標が無い、今は使われていない立入禁止の旧ホームに有る。



  
なんでこんな事になってるんやろ? 不思議や。







此の駅の跨線橋はかなり古い、屋根が付いてる軒飾が古さを感じさせる。





跨線橋を渡って駅舎に向かう通路から、やっと、線路柵越しに駅名標が確認出来る。






駅舎も古い状態で待合室もええ感じ。 

駅待合室の横には食事の出来る店があって、此処でも地域クーポンが使える。
 
駅を出ると、前に笠置山の戦いを説明した大きなモニュメントが有る、でもなんか現代的で妙な感じ。
 
取り敢えず、周りを歩いてみる。
 
駅の近くにキャンプ場入口がある為、引っ切りなしに車が通るから静かな場所では無い。
 
喫茶店やカットサロンなんかが有り、人通りも多いから鄙びた感じは一切無い。
 
面白い箇所も歩いて行ける範囲に無さそうやし、ゆっくり出来る場所も無いんで駅に戻る。




駅に戻って、改札を入って直ぐに有るベンチで、島ヶ原で買うた、ハイボール、コロッケと持参してきたおにぎりで昼飯にした。




ゆっくりして、そろそろ加茂行きの列車が入線して来る時間なんでホームに向かう。




入線して来たキハ120系に乗車して、終点の加茂駅に着いたんが12時30分位。





今日は全体的に遅れがあるから、次の難波行きに乗車して発車を待つ。
 
今の時間やと、乗継がスムーズにいきそうにないから、和歌山線での駅探訪はちょっと難しそうや。 






取り敢えず、王寺で下車、王寺で高田行きを20分程待って乗車。






高田で又28分の待合わせや、高田の駅は桜井線も入線してるから駅前に出てみるけど、此処も何にも無い。
 
茨木や高槻のイメージしてたからちょっとガックリ。




此の駅のホームで最中アイスを自販機で買って糖分補給や、自販機しか無い駅やからちょっと寂しい。
 
ホームのベンチで和歌山行きを待つけど、風があって寒い。




入線して来たのは、226系、新型車両や、去年に最後の105系に乗ったのが懐かしい。 

此の226系、2両編成でワンマン、当然トイレも付いてる、綺麗な列車や。
 
このまま、乗車すると和歌山に到着が16時28分やから、途中で降りたら、和歌山到着が1駅で17時30分、2駅で18時30になってしまうから、今回は和歌山線駅探訪を諦める事にした。 

226系になったから言うてクロスシートになった訳では無いんで、ロングシートで2時間程をガタガタと揺られて行く。
  



途中数十数分程記憶が無くなったけど、無事に和歌山に到着。




此処で、初めて和歌山駅を外から見てみる事にした。
グランビアホテル和歌山や百貨店もある、流石県庁所在地の駅前や。 

ざっと見て、次の紀州路快速に乗る為ホームで入線を待つ。




入線して来た列車が止まって、扉が開くと同時に、未だ降りる乗客がいてるのに、綺麗な格好したお嬢さん達が別の列から走って来て横入りで乗車して必死で席の確保!
此れには呆れるしかあらへん。 




並んでる数見ても充分に席は確保出来るのに、案の定、ゆっくり乗車しても未だ席は空いてる。 

何とも情け無い行動や、年配の方やビジネスパーソン風の方はゆっくりと乗車、こんな行動で育ちが分かってしまうと思うのは、おっさんだけやろか? 

予定通り発車して、鳳、三国ヶ丘を過ぎた辺りで満席になって、天王寺で立ち客も出る位の乗車率。




無事、大阪駅に着いたんは、18時28分。 

今日は大阪で晩飯を食べて帰る事にする。
 
場所はルクア地下の、串カツ松葉か豊祝、覗いて空いてる方に決めよ。
 
松葉は1人やったらカウンターが空いてる、次に豊祝は満席やったけど、丁度お会計に2名がカウンターから立ちはったから、店員さんに1名を告げて席を確保してもらう。




席はに着いて、ビールセットを注文、生ビールで喉を潤す。
 
セットのあてを食べながら、メニューを眺める。





次に、刺身5種盛と純米吟醸を注文。 

今日はかなりの人出や、どの店もコロナ対策なんか全然して無い。
Gotoイートや地域クーポンのせいかかなりの繁盛。 






ゆっくり、刺身とお酒を楽しみ、追加で豊祝のプレミアムとシーザーサラダ、茄子と子持ちししゃもの天ぷらを堪能。
これだけ食べて3450円は案外リーズナブル。
 
食事を楽しんだ後は快速に揺られて帰宅。