10月24日、前日の雨も上がってすっかり、秋晴れ。
今回は、関西線のローカル駅に降りて、古い駅舎を撮影。
先ず、始発のバスで最寄りのJR駅迄出る。
米原行きの快速に乗り、例の如く草津で草津線に乗り換える。
琵琶湖線が少々遅れてる関係で、乗換乗客の為に柘植行きの発車が5分程遅れる、とのアナウンスがある。
5分遅れで無事発車したのを確認して、バス停前のコンビニで買うたサンドイッチとお茶で朝飯。
ガタガタと揺られる事45分程で柘植駅に到着、乗り換える加茂行きは28分の待合せやから、写真撮ったり、トイレ済ましたりして過ごす。
柘植駅は結構亀山方面に向かう乗客が多い、此処は三重県やから名古屋方面に向かう人が結構いてるみたいや。
此の駅は交通の要所やから駅のホームも2面3線で駅舎は1番ホーム側に一箇所、トイレもこちら側にだけある、男性用は小一箇所、大一箇所のみでかなり狭い。
乗車率は1両に10名程度。
降りる予定の駅は2駅目。
此処の駅舎は結構古く、関西鉄道時代から建て替えられて無いと思う、跨線橋は無蓋。
自動券売機は無いから切符は全て駅窓口で買う。
次の列車迄1時間程あるから、駅から少し歩いてみる事にした。
ここのホームも、非常に長い。
加茂行きのキハ120系が入線、これに乗車する。
次に降りる予定は、2駅目の「島ヶ原駅」。
丁度同じタイミングで柘植行きも入線で、駅は大賑わいや。
加茂行きがホームを離れて見えなくなっても柘植行きはホームに入線したままや、しばらくして、列車から乗務員がホームに出て、線路上に降りて柘植方面に走って行く。
望遠側にしてカメラのファインダーで確認したら、踏切で老人用の電動カートから線路に何か落としたみたいや、遮断機が降りてるから無理に入ろうとしたみたいで、信号が赤のままで踏切手前の警報ライトが点滅してる。
乗務員さんが対処して、急いで線路を走って戻ってくる。
ホームによじ登って列車に入って列車電話で何か報告してる、たまたま、此の列車には運転手以外にもう1人乗務員さんが乗車してたから割とスムーズに対応して、無事に発車して行った。
此の駅も結構古い。
ホームは2面2線で加茂行き側のホームに駅舎がある、ホームは一段低い箇所も合わせたら無茶苦茶長い、なんでこんなに長いかは分からんけど、貨物を扱ってた時代の名残り?
此の駅にも券売機は無く、窓口販売のみや。
柘植行きホームの待合所、待合所の柱にタブレット交換時代の名残りか、こんなん残ってた。
此処、島ヶ原温泉が有るみたいや、「やぶちゃランド」と言う日帰り温泉施設迄、列車の時間に合わせて無料送迎バスが出てる。
時間があったら行ってみたい、けど列車到着後数分で出るから急がなあかん。
観光案内所の前に、先程踏切でトラブってた? 電動カートが止まってる。
どなたのカートか分からんけどご高齢の方が3人案内所前で歓談してはる。
歩く事10分程で旧本陣跡に到着、今も人が住んでる感じで大きな門がデーンと構えてる、宿場町自体もそれぞれの住宅には、現在も人が住んでるので、写真を撮るのは控える。
地元の方々が買い物をしておられ、さほど大きくない店内を見て、ハイボールを見つけ、レジに向かう途中でコロッケを発見、早速備え付けの袋に1個入れてレジに向かう。
支払い段階になったら、なんと、カードが使える!
早速カード支払いを伝えて端末にカードを入れて支払い完了や、コロナ対策のビニールもレジに設置してるし、入り口にはアルコール消毒も有る。
大阪の街中でも未だにカードや電子マネーが使えんスーパーも有るのに、大したもんやと感心した。
駅に戻って列車の入線を待つ。
駅から見える木津川河川敷に有るキャンプ場に行く人達や。
昨今のアウトドアブームで河川敷は超満員、おっさんも子供が小さい時、ようキャンプに行った、車にキャンプ道具積んで出掛けたもんや。
此の笠置駅に、乗客が立入れる箇所に駅名標が無い、今は使われていない立入禁止の旧ホームに有る。
なんでこんな事になってるんやろ? 不思議や。
此の駅の跨線橋はかなり古い、屋根が付いてる軒飾が古さを感じさせる。
跨線橋を渡って駅舎に向かう通路から、やっと、線路柵越しに駅名標が確認出来る。
駅待合室の横には食事の出来る店があって、此処でも地域クーポンが使える。
駅を出ると、前に笠置山の戦いを説明した大きなモニュメントが有る、でもなんか現代的で妙な感じ。
取り敢えず、周りを歩いてみる。
駅の近くにキャンプ場入口がある為、引っ切りなしに車が通るから静かな場所では無い。
喫茶店やカットサロンなんかが有り、人通りも多いから鄙びた感じは一切無い。
面白い箇所も歩いて行ける範囲に無さそうやし、ゆっくり出来る場所も無いんで駅に戻る。
今の時間やと、乗継がスムーズにいきそうにないから、和歌山線での駅探訪はちょっと難しそうや。
取り敢えず、王寺で下車、王寺で高田行きを20分程待って乗車。
茨木や高槻のイメージしてたからちょっとガックリ。
ホームのベンチで和歌山行きを待つけど、風があって寒い。
此の226系、2両編成でワンマン、当然トイレも付いてる、綺麗な列車や。
このまま、乗車すると和歌山に到着が16時28分やから、途中で降りたら、和歌山到着が1駅で17時30分、2駅で18時30になってしまうから、今回は和歌山線駅探訪を諦める事にした。
226系になったから言うてクロスシートになった訳では無いんで、ロングシートで2時間程をガタガタと揺られて行く。
途中数十数分程記憶が無くなったけど、無事に和歌山に到着。
ざっと見て、次の紀州路快速に乗る為ホームで入線を待つ。
並んでる数見ても充分に席は確保出来るのに、案の定、ゆっくり乗車しても未だ席は空いてる。
何とも情け無い行動や、年配の方やビジネスパーソン風の方はゆっくりと乗車、こんな行動で育ちが分かってしまうと思うのは、おっさんだけやろか?
予定通り発車して、鳳、三国ヶ丘を過ぎた辺りで満席になって、天王寺で立ち客も出る位の乗車率。
今日は大阪で晩飯を食べて帰る事にする。
場所はルクア地下の、串カツ松葉か豊祝、覗いて空いてる方に決めよ。
松葉は1人やったらカウンターが空いてる、次に豊祝は満席やったけど、丁度お会計に2名がカウンターから立ちはったから、店員さんに1名を告げて席を確保してもらう。
セットのあてを食べながら、メニューを眺める。
今日はかなりの人出や、どの店もコロナ対策なんか全然して無い。
Gotoイートや地域クーポンのせいかかなりの繁盛。
ゆっくり、刺身とお酒を楽しみ、追加で豊祝のプレミアムとシーザーサラダ、茄子と子持ちししゃもの天ぷらを堪能。
これだけ食べて3450円は案外リーズナブル。
食事を楽しんだ後は快速に揺られて帰宅。