2023年10月31日火曜日

秋の乗り放題パスで芸備線乗ってきた 2日目

8時にスマホのアラームかけてたけど 7時30分に広島カープだらけの部屋で自然と目が覚めた。
今日は11時02分広島駅発の快速・三次ライナーに乗るから10時チェックアウト迄ゆっくりできる。 

朝シャワーを浴びて、ビールと昨日買ったつまみを食べながらテレビのニュースを観る。
さすが広島のテレビだけに情報番組はカープ贔屓のキャスターが多い、しばらく観てるとスポーツコーナーが始まった。 

寝落ちするまで同点やった、結果は⋯⋯タイガースのさよなら逆転勝利や。
やったー! 

カープだらけ部屋でタイガースの勝利を味わえるなんて最高。



  
そろそろチェックアウトの時間や、9時50分にフロントでチェックアウトして駅に向かう、小雨模様や。 

駅手前から地下道に入って広島駅構内に向かう。 

広島駅構内の案内板で駅弁の店を見つけ「ekie」に入って「夢 百選」というお土産屋さんで「あなご あいのせ重」と「ビール」を仕入れる。
 
コンビニで「ワンカップ・酎ハイ」を仕入れて9番線のホームに向かう。
未だ入線してないようや。 







案内表示では2両の列車のようで指示の番号で待ってると程なくして三次行きの快速・三次ライナー(キハ47系)が入線、先頭で待ってたから余裕で席確保(ボックス席)、このキハ47系にはまだ扇風機が付いてる。 




乗車率はボックス席4人掛け、ロングシートに各1人。 

定刻11時02分発車。 





小雨の中ディーゼルの心地よい音を響かせながらキハ47系はガタゴトと進む、街並を抜けた辺りで「ワンカップ」をグビリ、列車は雲が山並にかかった風景の中を進んで行く。 





12時24分、定刻通り三次に到着。
備後落合行きの列車に乗り換えや、発車迄36分あるんでホームからの景色や駅構内、駅舎を撮影する。 





三次駅は芸備線と福塩線が乗り入れる駅やけど、福塩線の本数や芸備線の備後落合行きの本線は非常に少ない、以前は三江線も乗り入れてた交通の要衝。
ホームは2面3線で留置線に退避線がある。 

広島からここ三次迄の乗降客は10数名程やから日中は地元の方々が日常的に使うのは数える程なんやろう。 






ホームからの景色は開けていて開放感がある、跨線橋を渡り駅舎に向かう、駅構内はみどりの券売機プラスとベンチがあるだけの質素なものでICOCAは非対応、売店は無い。 




駅舎は建替えられていて結構新しい、駅前はロータリーになっていてタクシー乗り場やバス停がある。 





備後落合行きの列車を待ってると、単行のキハ120系が入線してきた。 





ロングシートのみの列車で中間位置に席を確保して広島駅で買うた「あなご重」を列車が揺れる前に頬張る。 

関西の焼きあなごと関東の煮あなごの弁当や、カメラバッグを膝に乗せてテーブル代わりにする、中々美味しい弁当でこれを選んで正解やった。 

程なくして発車や、ゆっくりディーゼルの音と振動で走って行く、備後落合には14時21分に到着予定の1時間21分の列車旅。 





乗客は殆ど旅行者みたいで満席状態や、おっさんの様な乗り鉄も数名おられて曲がりくねった区間をゆっくり進む。 





途中の停車駅では、「やっぱり、芸備線が、ええよのぉ!」という様な事が書かれたのぼりや横断幕、しかし地元民が乗車してくることはなく、全くと言っていい程乗客の入替は無い。




ここでビールを開ける、ディーゼルの響きと車窓に乾杯。





定刻14時21分に備後落合に到着、ここで新見行きに乗り換えるけど発車時間の14時36分迄10分あるのでホームからの景色や駅舎の撮影をする、ここ備後落合駅は芸備線と木次線の接続駅でそれぞれの乗車客がいてる為結構な人出や。 






駅舎迄向かう為渡線路(構内踏切やけど警報器も遮断機も無い)を渡る、駅構内は凄く小さくて、券売機や自動改札機も無く当然売店も無い。 




駅舎もほんまに小さくてかつて繁栄した駅とは思えない雰囲気や。
 




ホームで新見行きを待ってると、折り返し運転の14時36分発、新見行きの単行キハ120系が入線。
 


  
今度はボックス席とロングシートの列車や、乗客も多いし1人やからあえてロングシートに席を確保。 

殆ど旅行者の乗客でいっぱいで定刻通り発車、未だ小雨模様で山間部の曲がりくねった区間をゆっくりと進んで行く、ここでも乗客の乗り降りは無く、野馳と備中神代で外国人の方が乗車してきただけ、外国人の旅行者か住んでる方かは分からんけど何がある駅なんやろう。
 



この備中落合から新見迄の駅舎は結構レトロな雰囲気の所が多いみたいやけど、一旦降りてしまえば次の列車迄かなり待たないとあかんから、乗り鉄での撮影はちょっと厳しい。 





三次から新見迄の区間は結構カーブが多く、区間によっては速度制限25km/hの箇所が結構ある、これでは並行してる中国自動車道を使った方が移動に関しては速い、沿線に余程の魅力があるか地元の協力が無いと存続は難しそうや。 






いろんな事を考えてるうちに次が終点新見や、これも定刻通り。 








16時02分新見に到着、ホームや駅構内、駅舎を撮影、この駅は伯備線、姫新線、芸備線が接続する結構大きな駅で地方の駅には珍しい地下通路、駅構内はみどりの窓口があるけどみどりの券売機は無い、ICOCAは使えるようや、ただ駅構内に売店は無く駅前にも無い。





早速ホテルに向かう、駅前の川を渡り「グランドホテルみよしや」を右折して景色を楽しみながら川沿いの道を歩く、途中、「川床の甌穴群」を見る。 





次の橋を左折してすぐに予約してる「新見ビジネスシティーホテル」、チェックイン前にホテルの斜め向かいのスーパー「にいみプラザ」でビール、酎ハイにつまみを仕入れる、レジの方が気さくで「御旅行ですか、楽しんでください」って言ってくださった。 

支払いはカードでもpaypayでも大丈夫、おっさんはpaypayで支払った。 




ホテルに向かう、このホテル1階は婦人服店で2階はレストラン、そして3階がフロント、3階迄エレベーターに乗る、ホールは昔ながらの地方によくあるビジネスホテルで呼び鈴を鳴らして待つ。 

名前を伝えて必要事項を記入する、カードキーを渡されて使い方のレクチャーをフロントカウンター上にあるドアの模型で受ける、今時ホテルのドアをカードキーでの開け方を知らない客がいてるのか不思議な感覚になった。 

フロントでお茶とコーヒーをセルフで取って、室内ガウンも取る。 





部屋はフロントと同じ階の303号室、室内に入ると都市部のシングルビジネスホテルより部屋が広い。 

ただ広島のホテルと同じ様に部屋の電気を付けるのは、壁のスイッチや、家庭にあるスイッチと同じや。 

ただ、ホテルによくあるパイプの折りたたみ式荷物置きや作り付けの荷物置きが無い、床にリュックを置かないとあかんのはちょっと抵抗がある、キャリーケースならええけど、それに時計が無い、ちょっと時刻を確認するのに外した時計や脇に置いてるスマホ、タブレットをいちいち見なあかんのも不便や。
 
他の部屋を見てないから、おっさんの泊まった部屋だけかも。
 
スマホやタブレットの充電器をセットして、テレビを付けてビールを備え付けのグラスでやる。
ちょっと一服して晩飯を食べに出かける、このホテルはカードキーを出かける時にフロントに預けないとあかん。
 
晩飯を食べる店は事前に決めてある。
今度はホテル出てすぐの橋を渡って来た時と違う道で新見駅方面に向かう。 





ホテルから5分程のところにある「味の床 伯備」という店 

17時15分位に暖簾を潜る、未だ誰もお客さんはいてない。 






カウンターに座って、まずは「瓶ビール・枝豆・冷奴」を注文。 




枝豆や冷奴を楽しみながらメニューを眺める、次は「刺身の盛合わせ」
珍しくマグロが無い盛合わせ。
ゆっくり料理をビールと楽しむ、予約客がポツポツと来店して2階に上がって行く、地元の方々が予約してるようや。 

その後、2人のお客さんと1人のお客さんが来店、どちらも地元の方々みたい。 




次に「本日の地酒 コップ」を注文して、料理は「牡蠣フライ」「アサリの酒蒸し」を注文。
地酒やけど、中国地方らしく酸味があってガツン系、おっさん好み。 




「牡蠣フライ」はサクサクで身もしっかりとしてて美味しい、居酒屋では珍しくサラダが付いてる、昼の定食風や。 




「アサリの酒蒸し」は思ってた以上に大きな器で出てきた、1人土鍋サイズ、又、アサリの両も半端やない、値段を考えたらめちゃお得。 

全体的にそんなに高くない、ええ店や。
十分に堪能してお会計をクレジットカードで済ます、ご馳走様でした。 

時間は19時前や、外は結構冷えてる。 

さっさとホテルに戻ろう、もう一度スーパーに立ち寄って明日の朝食パンと夜食のラーメンを仕入れる。
  

部屋に入ってシャワーを浴びテレビでクライマックスシリーズをビール呑みながら見る、今日勝てば日本シリーズ進出決定や。 

ビール、酎ハイを夜食のラーメン食べながらやる。
5回に同点に追いつかれたけど次の回に1点返し7回にも追加点で、ほぼ勝負ありや、最終回は守護神の岩崎や、しかしワンアウト取った後四球、安打でピンチ。 

次の打者から三振、レフトフライで勝負あり、良かった、日本シリーズ進出や。 

この後明日が早いので寝る事にする。