2018年9月23日日曜日

JR和歌山線を乗り鉄して来た

西国三十三所 第二番 金剛宝寺(紀三井寺)の参拝が済んだ後、時間的にまだまだあるんで、JR和歌山線の105系が来年には227系に変わるらしいんで105系に乗る目的で行って来た。

今回の乗り鉄コースはちょっとハード、関西大回りに近いコースや、違いは途中下車で改札の外に出れる事と同じ駅を通ってもかまへん事や。
紀三井寺駅は紀勢線で30分に一本の間隔で和歌山駅での和歌山線への乗り継ぎはあんまり考慮されてないんで、ここから結構時間がかかる。


案の定、和歌山駅に到着して次の和歌山線での奈良行きは後40分ある、仕方がないんでまだ10時15分やけど和歌山駅に併設のショッピングセンター地下にあるサイゼリヤで早目の昼飯とする。



まだ時間的に早いんで軽くグラタンと定番のこれでサクッと済ます。




10時50分発奈良行きの105系列車はホームに入線済みで写真を撮影、列車の車両番号は現在のJRのデザインと違い旧国鉄時代の字体、これも来年春までで見納めや。
アナログチックな字体でなんとのうホッコリする。



車内の吊し広告も来年度和歌山線は新しい車両に変わるとの広告。
でもまだ、ICOCAなんかのICカードは和歌山駅から五条駅まで使用不可や。


車内は当然105系なんでロングシートや、今回のもう1つの目的地、高野口駅までは1時間ちょっとかかる。
のんびり車窓と105系の音を楽しも。



程なくして発車、おっさんが小さい頃から乗り馴れてる105系の音や乗り味を楽しむ。
身体を捻って車窓を眺めてたら、どんどん田園風景になってくる、おっさんはロングシートも嫌いやない、満員でのロングシートはおもろないけど空いてる時は案外ええもんや。



途中何度も対向列車待ちの為、駅で停車時間が数分ある、これも単線の魅力。





1時間ほどして目的の高野口駅に到着。
降りたんは高校生一人とおっさんだけ、乗る人は結構いたはった。

この駅は昔、高野山へと向かう人の旅館なんかが結構あったみたいでその名残があると聞いたんで来てみたんや。




駅舎も当時の賑わいを象徴するように和歌山線の中でも大きい方で立派な駅舎。
跨線橋は近代に作ったらしい良くある歩道橋の小さいやつみたいでちょっと講座め。




昔のホームの柱が残ってる。





駅舎を写真に収め、前にある旧旅館の「葛城館」を見上げる、見上げると当時としては珍しい木造三階建や。
立派な正面玄関と建物に圧倒される。
今日は台風21号の影響か、美しいとされる二、三階のガラスの窓は板で覆われてたんでちょっと残念や。





しかし、一階は覆われてないから中を覗くことが出来る、今は一般公開してないんで中の様子は分からん、せめて高野口駅にでも中の写真や説明を展示して欲しいもんや。
一般公開したら痛むし管理する人間の人件費なんかが発生するから、おっさんは公開は必要ないと思う、あくまでおっさんの個人な考えやけど。

ここから、街を一通り見てみることに。



駅からほど近い所に旅館を見つけたけど現在営業してはるか分からん、かなり古い看板。
昔は結構一杯あったんやろうな。

その後、駅から見えた、旧建物と山の上に見えた神社に向かう。




最初の建物は「高野口パイル織物資料館』の建物、おっさんパイル織物の事よう分からん、休日は休館みたいや、観光客向けの資料館やないんかもしれん。





次に向かったんは山の上に見えた神社、これが結構ハードで次の列車の時間も気になる中せっせと登る、振り返れば眼下に橋下市が望める、おっさんが見上げた高野口駅も小さく見下ろせる、風が心地ええけど帰りに何があるかわからんから高野口駅に戻ることにする。

汗だくになって高野口駅に到着、ビールも飲みとうない位疲労困憊。
駅の自販機でコーラを買うて飲み干す、しばらくして和歌山方面行きの列車が入線。





約10分後に奈良行きの105系が入線。
高田駅の手前まで、朝早かったんと、さっきの小登山の疲労で寝てしまう。


高田駅、乗って来た105系を223系から望む
高田で乗り換え王寺に向かう、まだ和歌山線や。




王寺で加茂に向かう、ここから関西線。
223系が入線して涼しい車両に席を確保や。




30分ほどで加茂に到着。
奈良線の列車が止まってる。
信号の不具合らしい。



ここで、亀山行きの発車まで時間が少々あるんで一旦駅を出て近くのコンビニで小腹が空いたんで軽いもんを調達、15時過ぎやからおやつみたいなもん。



待合室でこれと一緒にいただく。





頂き終えた頃におなじみの気動車キハ120系が入線、これで柘植に向かう。
発車すればおなじみの気動車独特の音でグングン加速していく。

途中の木津駅から木津川の河原が望め、無茶苦茶よーけの方々がキャンプをされてる、おっさんも子供が小さい頃はサニーカルフォルニアやステップワゴンに荷物満載でようキャンプに行ったもんや。





順調に気動車の揺れに癒されながら車窓を楽しむ。







車窓を楽しんでたら1時間があっという間に過ぎて柘植に入線や。
ここで、草津線のおなじみ111系に乗車、座席は毎度の垂直BOX席、転換せーへん昔ながらの国鉄時代の席や。

これで1時間30分かけて京都に向かう、車内アナウンスでは草津で来る新快速に乗り換えるよりこの列車が早う京都につくらしい、我慢するしかあらへん。

揺られてる間に山科や、寝てたみたいであっという間、ただケツが痛い。
京都に到着したんが18時過ぎ、京都で晩飯を食べて帰る事にする。
疲れました。

2018年9月17日月曜日

西国三十三所 第二番 金剛宝寺(紀三井寺)

9月の三連休の中日、西国三十三所 第二番 金剛宝寺(紀三井寺)に行って来た。
天気予報によると和歌山方面は晴れらいしい。




大阪駅で環状線に乗り天王寺で阪和線で和歌山に向かう、天王寺から列車に乗るんは初めて、駅の構造がよう分からんからちょっとウロウロする。
7時10分発、和歌山行き快速に乗車。




8時15分に定刻通り和歌山に到着や、本日は紀三井寺拝観後別件があるんで今回は2018「秋の関西1デイパス」を使うての乗車や、紀三井寺に行くには和歌山から別料金払わなあかん、8時40分までにはまだ時間あるんで一旦改札出て朝飯のおにぎりとお茶を駅のコンビニで仕入れる。
紀三井寺までの切符を購入してホームで湯浅行きの列車の入線を待つ。




程なく入線して来たんは225系、座席を確保しておにぎりを食べながら発車を待つ。



6分程で紀三井寺駅に到着。
ここから紀三井寺まで10分程歩くけど今日の天気、最近の秋めいて来た感じとえらい違う、超夏に逆戻りや。







参拝の人は少ない、山門から231段の石段をヒイヒイ言いながら登る、境内に着いた時は汗だくや。
しかし、風があるんおかげで涼しい。




木陰で汗の引くのを待ちながら和歌の浦方面を見ると、青空に和歌の浦が綺麗に望める、絶景や、そうこうしてる内に汗も引いて来たんでお参りに向かう。







お参りして御朱印を頂く。
これで、満願や、平成27年11月から始めたんでほぼ3年や、平成中に満願出来た。
良かった!

超不便な場所以外、全部列車、バスで回ったんで時間も期間も結構かかったけど満足感は結構あるし、行くまでの下調べなんかは結構楽しかった。
特に1日に数本しかバスがない場所なんかは結構行動計画が大変やったけどそれも楽しい思い出で、そう言う所の場所の方が良う覚えてる。