2016年11月3日木曜日

九度山

10月29日、大河ドラマで今話題の九度山に行って来た。
例の如く1dayチケットで行って来た。

各電車会社で出てるんで住んでる地域に合ったプランが選べる。
九度山だけを観光するんやったら南海電車のプランがお得みたい。
おっさんは高野山にも行こうと思うし、是非とも見ておきたい個所があるんで「高野山・九度山1dayチケット」を使うて枚方駅からスタート、買ってから気付いたんやけど阪急版もあったんでそっちの方がおっさんには良かった、もっと良く調べなあかん。
始発の枚方市発の電車やけど結構な人や、おっさんは北浜で地下鉄に乗り換え天下茶屋で今度は南海電車に、天下茶屋で乗る乗客のほとんどが京阪からの人、皆高野山方面へ行くんかなぁ。


急行に乗り込み終点橋本で各停に乗り換え、転換クロスシート1列・2列の2両編成、高野線の各停に乗るんは5年ぶりや、おっさんロングシートしか知らんかった。


数十分で目的の駅に到着、ここで単線の高野線は上り列車待ちや、4分程停車で登りの各停が入線で下り電車はすぐ出発、降車したんはもちろんおっさん1人。
ほどなくして上りの電車も出発、静寂が辺りをつつむ、この上古沢駅は列車待ちの駅の為駅員がいてるんやけど俗に云う秘境駅に近い趣がある。
何枚か写真を撮り、目的の場所に向かう。
なんでおっさんがこの駅で降りたかは、ある日、伊藤博康さんのコラム「汽車旅ひろば」で見かけたあるコラム、南海高野線に日本で現役のトレッスル橋9つのうちの1つがあるらしいんで九度山にも近いんで行くことにしたんや。


誰もおらへん駅をこれまた超ローカルな道を下古沢に向かって歩き始める。
道順は駅に有るんで写真に撮って歩けば心配いらん。
基本トロッコ道を行けば大丈夫や、そやけど誰にも会わへんのがちょっと心細い。
上古沢駅は、駅前までは車が入ることが出来ひん、シングルトラックしか無い。


このシングルトラックを下ってトロッコ道を下古沢駅に向かって進む、殆んど人が通らへんのやろな前日の雨で所々泥濘んでるけど足跡が全く無い。


しばらく進むと小さいトンネルがある、ここを抜けて進む。


林道をまたぐ橋にでるんでここの下の林道を登って行くと数分で目的の鉄橋が現れる。


遥か上空を見上げてると電車がカーブで車輪を軋ませる音が聞こえてきた、急いでカメラを構える。
露出なんかの設定なんかしてる暇あらへんからチョット失敗な写真や。
上・下の電車があるんでチャンスは2回。
8時台からの時刻表がデッキに貼ってあるんで遅めに行けば余裕で待てる、おっさんは7時台やから載ってなかった。


一通り写真撮って下古沢駅に向かう。
ここは、無人駅やけど上古沢駅より大きいしここから乗車される地元の方に2人お会いして挨拶をした。


九度山駅に戻って九度山を散策開始。
朝がまだ早く殆んどの店は開いてない、いつものように朝早くに起きて出かける時には朝飯を家で食べんと出先で食べる、しかし今回は読みが甘かった。

真田古墳(真田の抜け穴伝説)

仕方がないんで諦めて散策や。最初に訪れたんは、まだ開いてない旧萱野家10時からやまだ9時しゃーないから、次は幸村の抜け穴、じつは横穴式古墳らしい。


九度山・真田ミュージアムを見学、入り口で甲冑と写真の写してくれ、帰る時にこの時写した写真の写真カードをくれる。
ちっこいけど。
料金払えばA4程度の写真を買える。
おっさんは丁重に辞退した。
九度山の町自体は1時間もあったら十分やけど
九度山・真田ミュージアムを見学したらプラス30分、グルメを堪能するんやったらトータル4時間くらいや、ただその奥にある世界遺産、慈尊院や丹生官符神社なんかを観るんやったらもう1時間みとかなあかん。



慈尊院



丹生官省符神社

勝利寺への強烈な石段

勝利寺仁王門

勝利寺本殿

勝利寺仁王門内側から

紙遊苑の庭園

この世界遺産は一見の価値ありや、素晴らしい建築物やし人も少ない。



結局途中の道の駅で遅めの朝飯、柿の葉寿司を頂いた。

直ぐ、九度山駅に向かい、駅で10分ほど待って極楽橋行きの電車に乗り込む。
ここ南海高野線の各停は対向列車待ちが結構ある、8分位待つんがあって時間がかかるし列車速度が遅い。
毎年の墓参りには難波から「特急こうや」に乗るんで久々ののんびり旅や。
昼前の11時30分、極楽橋行きの電車は50%位の乗車率でゆっくり進んで行く。



40分ほどで極楽橋、直ぐにケーブルカーが発車や、5分ほどの旅。



高野山駅に着くと結構寒い、11度や寒いはず、九度山では汗ばむ陽気やったのに薄曇りやし寒すぎる。
バスに乗って「金剛峯寺」を目指す。


東塔



まだまだな紅葉

曲がりくねった道をしばらく進み目的のバス停で降りたけど、なんか雨が降ってきた、ピンポイントの天気予報で0%やのに、傘持ってないし、しゃーないから昼飯を雨宿り兼ねて食べよと店覗くけど
どこも満員で待つことすら断られる、どんどん人が来るけど皆同じで右往左往や。
やっとたまたま入った店で席を立った方がおられて何とか落ち着けた、とりあえずビールと月見うどんを注文。

14時寒いし疲れたんで帰ることにする、バス停に行ったら人があふれてる、こりゃあかん、一つ先のバス停に向かうとすぐバスが来て何とか乗れた。
案の定さっきのバス停ではほとんど乗り込むことが出来ひん、次のバスに乗って下さいとのアナウンス、おっさん正解やった。

高野山駅の休憩所から

何とか高野山駅に着くけどここでも満員で特急の指定席券は完売やとアナウンスや、おっさん別に買う予定ないんでかまへん。

で席に座った瞬間に意識のーなった、気いついたら橋本駅。
乗り換えて後は、自宅に帰るだけや。

2016年10月18日火曜日

防湿庫

おっさんついに防湿庫なるもん買うてもーた。



別に今までの自作防湿BOXでも十分やったんやけど、カメラ周辺機器類の増加でBOXが小さなってしもた。
おっさんの自作防湿BOX、100均のパッキン付きBOXと湿度計・猫防止のトゲトゲで300円とシリカゲルで6年程やって来た、100均で探したけどパッキン付きの大型タイプが無い。
早速ネットでカメラ専用BOX探したけどなかなか値段とサイズ・クオリティーに納得できるもんがあらへん、で白羽の矢が立ったんが電気式の本格的な防湿庫。
予算20,000円までで探したら25L~40Lクラスが有名・無名含めて一杯出てきた。
さてどれにしよか、悩んだ結果30L~40Lで湿気をコントロールするユニットが有名メーカーの乾燥剤吸着式と値段的に安いペルチェ式があり色々ネットで調べたけど甲乙つけがたい、耐久性なんかは乾燥剤吸着式がええみたいやけど10数年レベルでの話なんで悩んでもしゃーないからコストパフォーマンスが高いペルチェ式にした。
サイズは値ごろ感が高い30L。10,000円ちょっと。
上のを買うんやったら60L以上が棚が2段でええと思うけどおっさんそんなにレンズ持ってないしカメラボディーも1台しかないんで30Lで十分やと思うた。










で買うたんは、Amazonで見つけた「リンテクト・ジャパン」の「Re:CLEAN:RC-30L」云うやつ、でも中に入ってる取説の会社名は又違う、なんやややこしい、胡散臭い感じやけど、まぁ安いしええやろ。
おそらく製造は海外やろ。

早速、電源入れて除湿開始、云うてもコンセント刺すだけ、スイッチはあらへん。




電源入れて69%から3時間で45%結構早い。
音は全くない。











棚は取り外し可能、棚の段の変更も可能。



湿度コントローラーは奥にある、A~Eで調整する。



裏側はこんな感じ。



下段の奥にオリンパスの双眼鏡も入ってる。
もう2・3本レンズが増えて、ボディーも1台くらい増えても大丈夫や。

これでシリカゲルの交換が必要のーなった。


2016年10月17日月曜日

BLS-50充電器

E-M10のバッテリーBLS-50の外出時充電用にUSB対応の充電器を買うた。
モバイルバッテリーで充電できるやつ検索したら即Amazonでヒットや、即ゲット。
純正の充電器の数分の一で手に入れることができる、まぁどうせ中華製やろうからメインで使うんと違うんで十分や。




物のクオリティーははっきり云うて中華製のそれで、メッチャちゃちい。
入ってる物はこんなけ、取説も保証書もなんも無い。
さすがや、安全性も確保出来てるかどうかも怪しい。
充電中は身近におった方が安心や。



大きさは厚みが純正の1/3で携帯性は良さそうや。



早速充電してみた、ちゃんと充電中と完了でLEDインジケーターが赤から青に変わるんで安心や、又バッテリーをセットしたときのぐらつきも無くこれで出先での充電ができる。
使用感等は実際外出して又感想を書きたいんで悪しからず。


2016年10月11日火曜日

大津祭・本祭

次の日10月9日大津祭の本祭に行って来た。
大津祭は午前と午後に巡行がある、午前の巡行に間に合うように9時、JR大津に到着。
昨日よりやっぱり人出が多い、心配してた雨も何とか上がり気温もちょうどええ感じや。
早速曳山が一旦集合する天孫神社横の大通りに向かう。
まだ順番に曳山が集合中で御囃子がにぎやかに辺りに響いてる。







全13基がそろった姿は壮観や。
この大津祭の曳山、祇園祭の山や鉾の4輪でなく3輪や、前1輪・後2輪で車輪の大きさもひと回り小さい。
御囃子も祇園祭のそれがちょっと裏悲しい感じっていうんかそんな感じで大津祭の御囃子は同じ笛に太鼓、鐘やのにもうちょっとアップテンポで掛け声も入る、より祭っていう感じ。
そろそろ始まりそう何でめぼしい巡行路に向かう。




天孫神社横を出発した曳山はまず天孫神社の本殿前でいったん止まって本殿に向かい所望(からくり)を奉納する。
そこから順番に奉納して行く。









目の前を曳山の車輪がギシギシと音をたてて通り過ぎる。
引手や曳山の方向修正の町衆が迫力満点で過ぎて行く、ほんの数十センチ先を通り過ぎるんでホンマにすごい。





13基が過ぎた時点で途中二手に分かれた曳山が向かい合う商店街に向かう、ここで商店街から外れて合流する6基が一旦商店街中で他の7基と一瞬向き合う。







商店街を抜けた大通りが161号線や、ここは京津電車が通るところで曳山もこの道を通るんで何とも迫力で京津電車が通る時なんか凄まじい。
この商店街の入り口で曳山が方向転換するんや、引手やブレーキ約の引手が161号線を分断するんでその度に警官が車をストップさせる、幹線道路やで!
さすが伝統ある祭や、滋賀方面から京都方面に向かう大動脈を。







曳山の方向転換は前の一輪部分を町衆7・8名が頭の掛け声で担いで転換させる、この転換させる場所で曳山の停止場所を決めるんも頭の感一つでスムーズに転換し転換後真っすぐに進むんに非常に大事で、やっぱり各曳山の方向転換のスムーズさが違う、最もカッコよくスマートにしてたんが石橋山やとおっさんは思う。



ここの商店街入り口、下りの傾斜で方向転換後のブレーキが凄く迫力で町衆の必死のブレーキングが見もの。



又、曳山の高さが家の二階建て位何で各家々は二階の窓を開けて親戚や友人を招いてんねんやろうなぁ、曳山が通る度に粽を投げ入れてもらってる、これをもらうと一年の家内安全を願えるみたいなんでみんな必死や。
一般の人にももらえるみたいなんやけど、おっさん思うにこれは地元の祭りで各町の一年の安全祈願もあるんやと思う、そやからよそ者は必至で貰わんと買うんがマナーちゃうかと。
しかし、大津祭、ホンマに身近を曳山が通る、数十センチをギシギシ言わしながら通り抜けるんは、なかなかない。
祇園祭は、よそ者には最近ほとんどイベント化してるけどこの大津祭身近に感じる事が出来る大きな祭やと思う。
結構ゆっくり見れる祭なんでおすすめやと思う。

2016年10月10日月曜日

大津祭・宵宮

大津祭に行って来た。
人生今まで生きてきて、又、近畿圏に住んできて初めて知った大津祭。
誠にもってお恥ずかしい。
祇園祭が隣の県、東山一山超えてすぐにあるのがあまりにも有名、どんな祭か早速、宵宮に行く、この宵宮、祇園祭の宵山にあたると考えてええと思う。



JR大津駅に17時。
駅前ターミナル前で大津祭の案内所が臨時で開設、ここで大津祭の案内パンフレット関係をいただいて出発。






歩いて10分程で最初の西行桜狸山に到着まだ周りが明るいんで提灯の灯りが目立たない。
順繰りに巡行の道順に曳山を見て回る、回ってて思うたんは道が狭い、はっきり云うて曳山がここを通ると思うたら「怖!!」や、ボーッとしとったら足ひかれるで。






だんだん日も暮れてきて曳山と各町の提灯が幻想的に浮かび上がってきた。




歩いて行くと商店街に、ここも曳山通るんや!



ここで、おでんとこれ、赤い毛氈をかけた縁台でいただく、こう云う所でいただくちょっと一杯は最高や、そやから祭は止められへん。
一通り回って明日の本祭の見学場所やなんかを確認して帰路に。



2016年10月4日火曜日

ios10

おっさん、ios人生初のメジャーアップデート。
まぁ、リンゴ系の機器持つん初めてやけど。
28日なんかアップデートの案内来てたけど、落ち着いて出来る時間がなかったんでほったらかしにしてた。
アップデート前に色々ネットで不具合の情報調べたけど、おっさんに関係ありそうな情報は殆んどなかったんで思い切ってアップデートしてみた。
何時も通りタップして進んで行く、順調に進んで、後はほったらかしでiphoneを放置。
その間、夕刊読んだりテレビ観たりしてたらいつの間にか終了してた。
先ず最初、画面の色やデザインがちょっとだけ変わってて、お決まりのパスワードを入力。
何時ものホーム画面、あれ?
アイコンがちょっとズレてる?
なんか見慣れへんアイコンが出とる、恐る恐るタップ、「ホームへようこそ」やて、なんなん?
早速ネットで検索、やっぱり流石、人柱になってくれたはる方おられる。
それによると、家にある家電製品がIoT対応になったらiphoneで全て操作出来る様になるらしく、無茶苦茶便利になる、おっさんなんか良く、鍵閉めたかとかエアコン止めたかなんか家出てから心配するんしょっちゅうやから有り難い機能や。
後、スリープ状態からの復帰が無茶楽になった。
iphone 持ち上げるだけで復帰、メッセージやメールの内容が大体解るんで便利や、後はボタンに触れるだけや、このボタンやけどiOS10になってから標準ではプッシュせなあかん仕様や、これも又々ネットで検索、やっぱり情報出してくれたはる方がおられる、有り難い限りや。
これも、設定/一般/アクセシビリティからホームボタンを設定したら、触れるだけで指紋認証が完了する様になる。
どんどん便利になる、やっぱりメジャーアップデートするリンゴの会社は凄い、アンドロイドやったらこうはいかん。
iphone 気に入らんとこあるけどそれらを取っても万人に使いやすい。
あと、カメラの機能がこっそり追加した見たいや、RAWで撮れるらしい、らしいって書いたんはおっさんが試してないから。
RAWとは写真やらん人は全くって云う程関係あらへん、普通デジカメはJPEGで記録されるけど、デジカメの上位機種にはこのRAWで記録出来る機能がある。
JPEGは8ビットに圧縮して記録するけど、RAWは16ビットで記録する、これは、ほぼ生のデータに近いから撮影者が見たままで表現出来る、しかしRAWで撮影したデータは撮影したカメラ以外で見られへん、パソコンでも専用ソフトで加工して初めて印刷出来る。
RAWは、殆んど生データに近いんで専用ソフトで加工する事で白飛びや黒つぶれでしか見られへんやつを復活させる事が出来る。(限界はある)
熟れへんかったら変な色になったり強調し過ぎた色みたいになったりで結構難しい。

まぁ、音楽で云うたらMP3とハイレゾの違いみたいなもんやと思う。
その加工したデータを加工したソフトでJPEGに変換して書き出して印刷又は閲覧する。
大体大まかに云えばこんな感じや、あくまでおっさんの知識や間違ってるかもしれんからもっと詳しい事知りたい人は、詳しく説明してくれたはる方のホームページを見てや。
ただし、この機能iphone 標準のカメラでは撮る事が出来ひん、専用ソフトをAPPストアでダウンロードしてくる必要があるし、6s以降に発売された機種にしか対応してへん。
又、ある方の情報では、iphone から取り出すこのが出来ない!
なんじゃそれ、なんでもクラウド経由やとJPEGに変換されてしまうらしい、又、ケーブル繋いでPCに取り出すと変なデータになって加工する事が出来ひんらしい。
なんのこっちゃ。
いずれは出来る様になると思うけど。
あくまでおっさんがネットで調べた情報で間違ってるかもしれんから勘弁してや。
大体今はこんな感じや、全部確認してへんからまだまだあるやろうけど、おっさんが使う範囲ではちょっと便利になった。
サクサク動くし十分満足や。