2016年10月11日火曜日

大津祭・本祭

次の日10月9日大津祭の本祭に行って来た。
大津祭は午前と午後に巡行がある、午前の巡行に間に合うように9時、JR大津に到着。
昨日よりやっぱり人出が多い、心配してた雨も何とか上がり気温もちょうどええ感じや。
早速曳山が一旦集合する天孫神社横の大通りに向かう。
まだ順番に曳山が集合中で御囃子がにぎやかに辺りに響いてる。







全13基がそろった姿は壮観や。
この大津祭の曳山、祇園祭の山や鉾の4輪でなく3輪や、前1輪・後2輪で車輪の大きさもひと回り小さい。
御囃子も祇園祭のそれがちょっと裏悲しい感じっていうんかそんな感じで大津祭の御囃子は同じ笛に太鼓、鐘やのにもうちょっとアップテンポで掛け声も入る、より祭っていう感じ。
そろそろ始まりそう何でめぼしい巡行路に向かう。




天孫神社横を出発した曳山はまず天孫神社の本殿前でいったん止まって本殿に向かい所望(からくり)を奉納する。
そこから順番に奉納して行く。









目の前を曳山の車輪がギシギシと音をたてて通り過ぎる。
引手や曳山の方向修正の町衆が迫力満点で過ぎて行く、ほんの数十センチ先を通り過ぎるんでホンマにすごい。





13基が過ぎた時点で途中二手に分かれた曳山が向かい合う商店街に向かう、ここで商店街から外れて合流する6基が一旦商店街中で他の7基と一瞬向き合う。







商店街を抜けた大通りが161号線や、ここは京津電車が通るところで曳山もこの道を通るんで何とも迫力で京津電車が通る時なんか凄まじい。
この商店街の入り口で曳山が方向転換するんや、引手やブレーキ約の引手が161号線を分断するんでその度に警官が車をストップさせる、幹線道路やで!
さすが伝統ある祭や、滋賀方面から京都方面に向かう大動脈を。







曳山の方向転換は前の一輪部分を町衆7・8名が頭の掛け声で担いで転換させる、この転換させる場所で曳山の停止場所を決めるんも頭の感一つでスムーズに転換し転換後真っすぐに進むんに非常に大事で、やっぱり各曳山の方向転換のスムーズさが違う、最もカッコよくスマートにしてたんが石橋山やとおっさんは思う。



ここの商店街入り口、下りの傾斜で方向転換後のブレーキが凄く迫力で町衆の必死のブレーキングが見もの。



又、曳山の高さが家の二階建て位何で各家々は二階の窓を開けて親戚や友人を招いてんねんやろうなぁ、曳山が通る度に粽を投げ入れてもらってる、これをもらうと一年の家内安全を願えるみたいなんでみんな必死や。
一般の人にももらえるみたいなんやけど、おっさん思うにこれは地元の祭りで各町の一年の安全祈願もあるんやと思う、そやからよそ者は必至で貰わんと買うんがマナーちゃうかと。
しかし、大津祭、ホンマに身近を曳山が通る、数十センチをギシギシ言わしながら通り抜けるんは、なかなかない。
祇園祭は、よそ者には最近ほとんどイベント化してるけどこの大津祭身近に感じる事が出来る大きな祭やと思う。
結構ゆっくり見れる祭なんでおすすめやと思う。

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