2016年10月3日月曜日

比叡山延暦寺


9月25日、比叡山延暦寺に行って来た。
9月中に行かなあかんかったからや、何でか云うたら噂で10月から根本中堂の大規模修理が始まるらしい、10年掛けるらしいんで急いで行って来たんや。
現在の根本中堂が見れる最後の機会。
色々調べたら比叡山延暦寺に行くのに結構な旅費がいるみたいなんや、京阪の「比叡山横断チケット」なるものを見つけた。
このチケット京阪電車全線・京阪三条~御陵(京都地下鉄)・江若バス・坂本ケーブル・叡山電車・叡山ケーブル・叡山ロープウェイ・比叡山内シャトルバスに延暦寺拝観料なんかが含まれる滅茶苦茶お得なチケットや、これら全部含めて3,300円。
大阪方面なら京阪電車使うて行くなら十分元取れる。ケーブル、ロープウェイ類が結構な値段、往復なら1700円前後。
比叡山内シャトルバスも普通に乗ったら比叡山頂から横川まで760円。
比叡山内はシャトルバス使わな滅茶苦茶時間かかる。
結構便利なんはこれだけやない、チケット見せるだけで全てフリーパスやから財布を一々出さんでええんが楽な事この上ない。








早速京阪枚方駅でフリーチケット買う、中央改札でやないと買えんから注意、このチケット主な京阪沿線の駅で買える、現金のみでの販売でカードは使われへんからそのつもりで。
6時台の出町柳行き、急行を待ってる間空を見上げたらすっかり秋の雲が。






入線してきた列車は今話題の京阪通勤用5扉座席昇降タイプ、昇降は中々見れへんけど乗れることの有り難さや。





京阪三条で京都地下鉄に乗り換える、ここでもチケットを改札機に通すだけでオッケーや、御陵で京津線に乗り換え、浜大津で坂本行に乗って終点坂本まで乗車や。






8時に坂本に着いたけど坂本ケーブルまでの江若バスが8時台には1本も無い、1時間ほど待たなあかんから歩いて行くことにする。




歩いても15分位なんで坂本界隈の穴太衆の石垣を見ながら坂道を登って行く。




坂本ケーブルの駅は国の登録有形文化財に指定されてる大正ロマンあふれる駅舎、発車まで10分位の間駅舎をゆっくり見学。







発車時刻になったんで早速ケーブルカーに乗車する、乗客は10人、ぐんぐん登って行くと眼下に坂本の街、さらに登れば琵琶湖の湖南が一望や、絶景かなや。







そうこうしてる内にケーブル延暦寺駅に到着、ここの駅舎も登録有形文化財や、駅舎を出ればここの展望所から湖南が一望。
結構涼しい。
歩いて東堂までゆっくり歩いて10分程度や、朝まだ早いんで人は少ない。







東堂入り口でチケットを見せれば比叡山内案内図に日付スタンプを押してもらい、この案内図を見せるだけで西堂・横川はフリーパスや。
使いまくったんでしわくちゃや。











今日の目的、根本中堂を早速見に行く、圧倒的な大きさで東照宮風の作りでカラフル。
朱塗りなんかが結構色褪せて年月を感じさせる、この状態も今月限りや。
昨日と本日にMay Jと平原綾香のコンサートが夕方からあるみたいでポスターや機材がそこかしこにある。






朝飯を食べてないんで無料休憩所の下にある蕎麦屋で天ぷらそばとこれや。
結構おいしい蕎麦やった。











根本中堂から文殊楼・大講堂・阿弥陀堂・東塔と回るけどここは延暦寺バスセンターと大きな駐車場があるんで時間的に人が多くなってきた、観光バスが着いたんやろう、団体さんが数組やって来たんで西塔に向かうことにする。




でも、なんか嫌な予感、バスのエンジン音が遠ざかって行く、時計を見たら出たとこや。
30分程待たなあかん、しゃーないから土産なんかを見ながら時間をつぶす。








シャトルバスで6分位で西塔に到着、バスを降りて横川行のバスの時間を確認、40分後や。
西塔は、にない堂・釈迦堂・鐘楼のこじんまりしたとこで、釈迦堂は豊臣秀吉が大津の三井寺を移築したやつや。根本中堂に次ぐ堂々としたやつ。




ゆっくり見てバス停に、ちょうど後3分、時間通りバスがやって来る。
ここから延暦寺バスセンターから同じ顔触れで回ることになる。











横川は、10分程掛かって着いた。
ここは、西塔と同じく団体客が全然おらへんからすごく静かや、ここも写真で有名な横川中堂があって、清水の舞台みたいな建物。
後、元三大師堂、ここはおみくじ発生の地で有名なとこや、それと角大師でも有名。
京都の町中なんかで家の玄関にお札が張ってあるんを見掛けることがある。
ここもゆっくり見てバス停へと、例の如く同じ顔触れ。








バスに乗って途中の峰道のバス停で降りて昼飯にする、ここには展望がええレストランがある、ここでガッツリといただく、もちろんこれもや。






40分程ゆっくりして比叡山頂へと向かう、比叡山頂のガーデンミュージアム比叡を見ることにするんやけど、カップルばっかりや、当然と云えば当然なんや、各区画でテーマがあってそのテーマに沿った花が一杯でメルヘンチックなとこ。
ここで最後のスタンプを押してスタンプラリーの完了や、おっさんはちょっとスタートを失敗したんで景品を延暦寺バスセンターまで貰いに戻らなあかん、フリーパスがあるんでめんどくさいけど戻ることに。




戻ってバスセンター内の奥比叡ドライブウェイ事務所でグラスをいただく、名前と年齢なんかを記入して何人目か確認したら135人目やった、先着1500名なんでまだまだある。
おっさんはグラス(東塔)貰ったけど後、湯呑・マグカップがある。








帰りは、比叡山頂からロープウェイとケーブルで帰ることにした。
帰りはロープウェイもケーブルも結構満員やった。
八瀬駅から叡山電鉄で出町柳駅まで出て、京阪で三条で降りていつものスタンドでビールを飲んで四条から京阪特急で帰路に着く。延暦寺を一人で行くには、車よりおっさんが買った様なお得切符みたいなものを買って公共交通を利用した方がええと思う。
ちょっと汚いしわくちゃパンフレットやけど。(行った時にさんざん見たからや)





奥比叡ドライブウエイの料金が結構高い。
ガソリン代なんかを入れたら断然公共交通を利用した方がええ。
渋滞もないんで時間的な計画が立てやすい。
結構、大津方面から雄琴ら辺は渋滞する。
又、酒も飲める。(おっさんだけ?)
バスの時刻を良く確認すれば効率良く回ることができる、実際、おっさんはスタンプラリーをせーへんかったら14時には山を降りてた。
もっと早く降りて坂本辺りで昼飯食べる事すら可能や、これやと、坂本の町を十分観光出来る。



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