2019年4月20日土曜日

正寿院の猪目窓

4月12日、正寿院夜間拝観、桜ライトアップに行ってきた。
娘が拝観予約してたみたいで、これのためだけに帰阪して、一緒に見物して楽しんだ。
ここ、正寿院は猪目窓と夏の風鈴祭りで有名になった寺院で、ここ数年インスタ映えで結構人気や。
ただ、公共の交通機関での訪問はかなり大変で、下手したらコミュニティバス(地元住民優先)を途中で降ろされる可能性もあるらしい、途中の山ん中で降ろされたら悲惨や。
タクシーを使えば、最寄りのバス停から2000円はかかるから往復で4、5000円は覚悟せなあかん。
必然的に行く人が少ない。
当然車の出番なんで免許ない人や車を所有してない人も行きにくい。

今回の夜間拝観は、車かタクシーしか方法が無い、なんでか言うと帰りのバスが無い、タクシーやと最寄りの鉄道駅(JR宇治駅又は京阪宇治駅)まで、おっさんがアプリで調べた金額が7000円前後や、結構な出費。
やっぱり車が最適みたいや。

で、当日娘を乗せて昼過ぎに出発、時間的にまだ早いから、JR宇治駅前のコインパーキングに車を停めて平等院に向かう。



娘は平等院が初めてで結構感動してたけど10円玉のモデルやと言うのは知らんかったみたいや。






時間的に遅かったんで鳳凰堂には入られへんかったけど桜も咲いててゆっくりと参拝出来た。

駅前の駐車場に戻って、まだ早いけど正寿院に向かい現地の駐車場で時間をつぶす事にする。
天ヶ瀬ダムの湖畔沿いに車を走らせ途中から国道307号線を走り約30分程で正寿院の駐車場に到着した頃には日も暮れて薄暗くなって、駐車場脇の桜にライトを照らし美しい景観がある。







待ってる間に娘と御朱印を頂きに本堂へ向かう。
駐車場には数台の車が停まっていて車内でそれぞれ時間潰しをされている。
19時30分になったので受付を本堂で済ませる。
拝観料を支払い、客殿の方へ。




20人くらいの人が客殿に入って思い思いの位置から猪目窓から望める夜桜を写真に収める、縁側もつぼにわに桜の木とともにライトアップされてて幻想的な景観が目の前に広がる、しかし全ての窓を取外してる関係で山間の冷気が客殿に入り込み、滅茶苦茶寒い、足なんか縁側の板の間に立ったら痛いくらいや。

20時40分に部屋の灯りを全て付けて正寿院のもう一つの見所、天井画を観れる様にしてくださる。






春夏秋冬の舞妓さんが描かれてる。





この後、再び灯りを消して猪目窓と両端の障子を外して完全にオープンにして下さり庭の全景が又綺麗や。
21時、寒さに凍えながら充分に堪能したから、そろそろ帰る事にする。

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