犬山祭り初日、ホテルの窓から外を見るとドンヨリとした空模様。
9時頃、1時間に2本しか無い列車に合わせてホテルを出る、JR高山線は電化されてないんで気動車や、入線して来たキハ25系に乗車して18分程で鵜沼に到着。
ここから名鉄に乗って犬山まで乗車。
犬山駅から15分程で犬山城、道すがら露天の準備を見ながら昼飯の場所を物色や、早速呑んべいおっさんが現れる、卑しいなあ。
途中観光案内所で犬山祭りの案内マップを手に入れて車山(やま)の集合場所に向かう、ここで祭り関係者の雑談から天候の関係でスタートが遅れてるらしい、朝一は小雨も降ってたからみたいや。
1時間以上遅れてスタートで12時過ぎてやっと車山13騎の集合。
だんだん人が多くなってきた。
ここから、祭りの関係者の挨拶、今年はユネスコ文化遺産登録の記念すべき年やから挨拶も長い。
針綱神社の神様に御払いをする。
その後順番に車山が又出て行く。
このドンデン、車輪を引きずって無理やりの方向転換や祇園祭の鉾みたいに竹を敷くわけでも無く強引に回すから道路が傷だらけや。
ここの、車山、車輪に鉄の輪っかをはめてるから尚更や。
昼の車山を大体見学した、全部は見きれてないけど13時過ぎや、どっかの屋台で昼御飯にすることに。
テーブルと椅子がある屋台を見つけ、熱燗とねぎま、味噌くしそれぞれ3本、それなりに美味い、味は濃いめや。
後、違う屋台でビールとオムそば、これで腹ごしらえは完璧。
駅に向かいつつ裏道でしだれ桜の綺麗な寺「円明寺」を見つけた、素晴らしい、満開や。
提灯に火がは入るんが18時半頃らしいんでどっかで時間潰そうと思ったけど列車が1時間に2本やからホテルに帰るんも中途半端やから、東海道の宿場町、鵜沼宿をタクシーで見に行く。
タクシーで10分程で鵜沼宿入口に到着、歩いてゆっくり見学しても1時間かからん、入れる施設も少ないんで拍子抜け。
鵜沼宿を後にして歩いてJR鵜沼駅に向かう。
名鉄新鵜沼駅から犬山駅に電車に乗る。
犬山駅に着いたら駅前で車山3台に提灯の飾り付けしてる最中、まだ5時やけど早めの晩飯とする事に、何処も満員で駅前すぐにある食事処の暖簾を潜る。
カウンターがあって祭りの 法被を羽織った方がおでんを食べておられる。
カウンターの奥に席を確保して生中(珍しく)とおでんや。
小1時間程したら満席やラッキーやった、横に座られた方が地元の方でちょくちょく店を出て祭りの状況を確認しておられ、なんでも提灯に火が入るんが19時位になるらしい、チャッカリおっさんはその情報を聞きもう少し時間を潰す事にした。
そろそろ常連さんも店を後にし始めたんでおっさんもお勘定や、おでん6品、冷奴、生中、熱燗3合で2,000円いかへん、びっくりや。
店を出て早速裏道を通って犬山城と車山がカメラに入るポジションに陣取る。
狭いメイン通りをおっさんの目の前を車山がゆっくりと通り過ぎて行く。
車山とライトアップされた犬山城がなんとも言えん雰囲気を醸し出してる。
ゆっくりと夜の車山を堪能して20時半頃ホテルに帰る事にする。