2020年4月27日月曜日

次亜塩素酸水を作ってみた

コロナウイルスの影響で一般的な消毒液が不足してる。
当然アルコール消毒液がなかなか手に入りにくい、そんな中、次亜塩素酸水が注目されてると、おっさんは思う。



そんな感じでアマゾンで次亜塩素酸水の素を買うた。

粉末の素で簡単に消毒用の液体を作る事が出来る製品や、80g入りやから1gで500ml・1000ppmの原液が80本、50ppm・1000mlの手指用消毒液がトータル800本出来る事になるけどそんなにいらんやろ、これはジャブジャブ使わなあかん。

作る為に1gを計り、少量の消毒液を作る為にキッチンスケールを同時に買うことにした。
どうせ買うならとTANITAのキッチンスケールを買う、此のキッチンスケールはJISの基準に適合し、性能、正確さは折紙付なスケールなんで安心出来る。

ポチってから数日で届き、早速、次亜塩素酸水を作る事にする。

此の次亜塩素酸水(酸性)はキッチンハイターで作る次亜塩素酸ナトリウム(アルカリ性)とは違い手指に使用出来る消毒液や、両者は全く違い、アルカリ性と酸性と全く違う成分やから混同したらあかん。

因みにノロウイルスなんかにはアルコールは全く効かん。



次亜塩素酸水は日常で消毒出来るやつで、今一般的に使われているアルコール(先に明利酒類さんで「メイリ65」を注文したけど)は使える箇所が限られてる、樹脂やゴム、塗装されている箇所なんかには使用出来ひん、こう云う箇所には此の次亜塩素酸水が有効。
(次亜塩素酸水はほんまに大雑把に言うと、水と塩を電気分解した物らしい)

大手食品製造メーカーでも次亜塩素酸水は使われてるんで安全性は確認済み。
そういった工場ではアルコール、次亜塩素酸水、オゾン等が目的別に使用されてる。
家電ではパナソニックのジアイーノが有名や。

まず、説明書通りに1gを計量して500mlの水で1000ppmの原液を作る。



此の1gが付属のスプーン1杯で計量出来るみたいやけど、余に大雑把なんでキッチンスケールで正確に計量。

購入したTANITAのスケールは、0.1g単位で計測出来るんで重宝、そして、mlの計測が出来るんで原液から希釈水を作るんにも最適。



当然、計量カップなんかのゼロ設定も出来る。



1gを計量して500mlのペットボトルに入れる。




ペットボトルに500mlの水道水を入れてシェイク。
これで1000ppmの原液が出来た。

作った次亜塩素酸水は紫外線と高温に弱いので冷蔵庫で保管、冷暗所なら冷蔵庫にこだわる必要はない(冷蔵庫で約1ヵ月持つみたい)

此の原液から手指消毒用の50ppmを作る事にする。
前もって購入しておいた携帯用スプレーボトルに入れる為、60mlを作る。



購入した60mlスプレーボトルはアマゾンで10本、1,680円で購入、説明ではアルコール対応になってる。

此処からはちょっと専門的。





材質はPET、PETは内面にコーティングされてればアルコールもOKでお酒なんかのPETボトルがこれに該当する、コーティングがなければアルコールはNG。

本来ベストなボトル材質はPE(ポリエチレン)おそらくアルコール容器のPEは高密度ポリエチレンやと思う、低密度ポリエチレンは袋やフイルムに使われる事が多いから。

専門家でないから詳しくはわからん、因みに、おっさんは包装フイルムを取扱う職種なんで何となくわかる。



購入したスプレーボトルは、それぞれキズが付かないように1本づつパッケージングしてあり丁寧なメーカーやと思う。




此のスプレーボトルに50ppm携帯用消毒液を作る、60mlは3mlの原液に57mlの水で作る。



スプレーボトルには紫外線対策として黒の自己粘着テープを巻く、自己粘着テープは電気配線関係で使用するのりが付いて無いテープやから持っててもベタつきが一切無く、不要になって剥がしてもベタつきは一切残らん。



ここで購入したキッチンスケールで正確に60mlの消毒液を作る事が出来る。

濃度を変えて200ppmの希釈水を作れば、ゴミ箱の生ゴミ臭対策や、キッチン関係の除菌にも使えるんで多くの応用が効く。

多分、希釈した次亜塩素酸水は2週間程度の使用期限。

これで、手軽に車のドアハンドルや自転車、単車のグリップに使用出来る。
車や単車、自転車をスーパーの駐車場、駐輪場に置いてた時、誰が近くで咳やクシャミをしてるか分からんから恐怖やった。
これで安心や。





2020年4月26日日曜日

消毒用アルコールの為にメイリ65を買うた

4月12日の日曜日、何気なくTwitterをチェックしてたら高知県の酒造メーカーが消毒に使用出来るアルコール濃度(77%)の高いお酒を17日に販売するとのニュースをみつけた。
早速、その酒造メーカーのホームページにアクセスしてみたけどアクセス集中してるのか全くつながらん!
みんな同じ事考えてるんや。

その中で高濃度アルコールを作ってる酒蔵を検索したら、水戸市の酒蔵、明利酒類(株)さんにヒット、明利酒類さんのお酒は65%の濃度やから70%以上の酒蔵よりもアクセスが少ないんかな。
まだ高濃度アルコールは注文出来るんでその日は、それでフーンで済ませた。

状況が変わったんが次の日の月曜日、会社で休憩中に例のごとくTwitterをチェックしてたら、厚生労働省が医療機関で緊急時に消毒アルコールが無い場合、酒造メーカーが作った高濃度アルコール(70%以上)の使用を認めたとのニュース、これで注文が殺到しそうや。

早速、まだアクセスが集中してない名利酒類さんの「メイリ65」の3本セットを迷わず注文。

22日、郵便局から配達予定メールが来た、24日に配達らしい、24日は受け取れないからネットで25日の12時〜14時に変更。



25日の昼、「メイリ65」が到着。




社長さんのメッセージ付き。
3本で送料込で4,000円、このアルコールは消毒用と謳う事が出来ひんお酒やから酒税が入ってるんで一般的な消毒用アルコールより割高や、でも、普通の消毒用アルコールやったら、今のコロナ感染が落ち着いたら消毒用アルコールとしてしか利用出来ひん。



でも「メイリ65」やったら炭酸なんかで割って飲む事が出来るスピリッツ(ウォッカ)やから無駄にはならん、そやからこっちの方が断然ええ。

因みに、アルコール度数に関して、医療関係で使用する濃度には70%以上とあるけど、いろんなサイトの情報では現在のデータは60%〜95%で消毒力に違いはないらしい。

衛生用品を生産販売してる大手メーカーのデータでもアルコール濃度40%から急激にウイルスや細菌が消滅するらしい、濃度の違いは、消滅するまでの時間で濃度60%以上で5分〜10分らしい。
個人で使うんやったら十分なやつ。

此の情報はあくまで、おっさんが調べたやつやから自己責任で判断してや。

2020年4月11日土曜日

ITAの時計 ベルトと電池の交換

ITAの腕時計のベルトが傷んできた。




5年も使用してるから傷んでもおかしくない、電池も5年間一度も交換してないからいっそのことベルトと電池の交換する事にした。

電池は購入後、不具合があった為調整に出した折にメーカーが新品の電池に交換してくれたのでサンプル電池と違う。

3月の中旬、購入した正規販売店へ持ち込んで、ベルトと電池の交換をお願いした。
ところが10日程経った頃、販売店からの電話でメーカーの話では電池交換の際裏蓋を外すビスが錆てて一本が折れてしまったらしいとの事や。



ITA Casanova chronoの裏蓋はちょっと特殊な留め方をしてる。
ITAのビスで裏蓋を留めたモデルでは結構あるトラブルらしい、なんか対策無いんかなぁ。
よって、この折れたビスの取り出しに時間がかかるのと費用が掛かるとの事や、しかし修理せん事には使われへんからお願いする事にした、因みに34,000円らしい。
痛い出費や!

4月の緊急事態宣言前日6日に修理完了の電話があって、「明日以降の店舗の開店状況が分かりませんが明日は開いてます」との事なので、7日に取りに行く事に。
仕事帰りに販売店に行きメーカーからの明細を確認して時計を引き取り代金をカードで支払う。

帰って、もう一度明細を詳しく確認したらビスの取り出し費用は大した事はない、これが無かっても10,000円安くなる程度や、ITAは一応舶来物扱いなのでやっぱり色々な事で費用が掛かるのは仕方がない。

電池交換だけでもビスの新品交換、パッキン交換、ケース清掃などの費用が掛かるし今回ベルト交換でバネピンも新品に交換してるから、最初はボッタクリやと思うたけど明細見て打倒な価格やと思うた。

オメガやロレックス等舶来時計の維持費が高いのは分かる気がする。
ロレックスの分解掃除だけでも正規代理店に出せば日本のそこそこの時計が買える金額になると聞いたから、舶来の時計のコンディションを維持するには結構値段がかかる。
以下は明細。

○電池交換・・・・・・・・・3,300
○ベルト・・・・・・・・・・9,900
○パッキン交換・・・・・・・550
○ネジ交換・・・・・・・・・2,200
○ネジ折れ抜き工料・・・・・8,800
○ネジ溝修正・・・・・・・・2,805
○バネ棒・・・・・・・・・・1,100
○ケース洗浄・ガラス洗浄・・5,500





しかし、かなり見た目が綺麗になった気がする、分解掃除をしたと思ったら納得や。
以前機械式時計の分解掃除を頼んだ時計屋で聞いた話しでは、クウォーツの時計も機械部品が全く無い訳で無いんでたまには分解掃除した方が時計の為にもええらしい。