11月と12月のブログが少ない。
理由は11月18日から7日間の予定で入院したから、実際は5日で退院出来たけど。
入院迄検査や手続なんかで結構忙しかったし退院後も検査通院なんかで出掛ける元気が無かった。
病名は「黄斑上膜」、眼球の一番奥、黄斑部の網膜に薄い膜が貼る状態らしい。
昨年末に段々と左目での視界が歪んで見える様になってきた、コロナの関係で眼科に行きづらく延び延びになって、2021年10月初旬にやっと眼科に行って検査してもらうと「黄斑上膜」との診断で設備の整った病院で手術が必要だとの事で紹介状を書いて頂いた。
紹介状を持って指定の病院に10月25日に検査に向かう。
此処での検査も「黄斑上膜」やった、此の手術を行った場合「白内障」になる場合が多いそうで、白内障ではないけれど同時に行った方がええと説明される。
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ホームページから |
手術の説明をして頂くけど、眼球の模型を使っての説明なんで非常にリアルで怖い。
目に3本の針状の物を刺すんや、おー怖!
同日に入院の予約手続きをして、入院前検査の予約もした。
11月9日に検査で、入院は11月18日に決定。
9日の検査は無事に滞り無く済んで後は1週間後の入院を待つのみ、検査帰りに昼食を兼ねて駅前の「安べゑ」で一杯。
入院なんか30歳の時以来や、14日の日曜日にこの際やから古くなったパジャマとジャージを捨て、新しいのを買いに行く。
手術の3日前から1日3回、渡された点眼剤3種類を差す。
遂に18日や、なんとなくドヨーンとした気分で予定の1週間分の下着やタオルなんかをキャリーバッグに入れて病院に向かう。
受付を13時にして病室に案内して頂く、13時30分。
14時に入院の説明
14時30分に点眼剤(瞳孔を開く為)
15時43分:点滴をして車椅子で手術室に向かう、いよいよや。
15時46分:手術準備室に到着、この日は壁に貼ってある予定表で6人の手術があるみたいや、おっさんは3番目。
15時50分:手術室に入り先生に挨拶をして自分で手術台に寝そべる、手術室にリラックス出来るクラシックのBGMが流れてる。
左目だけを残して顔面全体に緩い粘着性のあるパッドを貼り付け、縁を厳重にテープを貼る。
その後滝の様に流れる消毒液で目を洗い、いよいよ麻酔の液体を思いっきりかける。
いよいよ開始や、目に強烈な光を当てられる、目の前で3個の光が見える様な感じで、なんか透明状の物がグルグルしてる、何をしてるか分からんまま先生が白内障のレンズを入れましたとおっしゃる。
感覚的に5分くらいかな。
いよいよ硝子体に入りますよ、とおっしゃって部屋の照明が消える。
なんか左右から黒い針状の物がゆっくりと入ってくるのがボンヤリと見える、思わず全身に力が入る、先生は「力を抜いて楽にして下さい」とおっしゃるけど、それは無理や、痛くは無いけど恐怖しか無い。
3本の針状の物は、照明、薬剤注入、鑷子(せっし)の様な細くて剥がすのに摘むやつ?みたいや、入院前にネットで色々調べた、その時点で恐怖倍増。
薬剤注入口から先生が看護師さんに向かって何チャラと言うと渦巻いた状態で入ってくるのが分かる、透明な水に絵の具を垂らした様な感じ。
先生と助手の方の話が耳にリアルに聞こえてくるのがなんとも言えん。
ボヤーっと黄色い蜘蛛の巣の様な物が剥がされて行く様に見える。
部屋の電気がついて無事に終わった事を告げられる、顔面のパッドを剥がしたら汗びっしょり、先生が暑かった様ですねすみませんとおっしゃるけど、全身に力が入ってたから仕方がない。
顎の筋肉も痛い、思いっきり食いしばってたようや。
車椅子に乗せられて手術室を出ると準備室に次の方が入って来られるのと入れ違いや、手術の渋滞。
病室に戻ったのが16時35分位、実質45分位の手術。
ベッドで1時間の安静、今回は最悪のガスを入れずに済んだからうつ伏せは免れた。
別に痛いわけでも疲れた訳でもないんでスマホで妹や娘にLINEで報告。
1時間経った、看護師さんが安静時間が済んだ事を伝えに来て下さり、点滴を外して頂く、もう歩いてもいいとの事で、喉が渇いたので自販機の場所を聞いたら、持参してきたコップに温かいお茶を入れてきて下さった、お茶の美味しい事。
お茶を飲みながらiPodで音楽を聴きiPadでネットニュースを見る。
程なくして、初めての夕食が運ばれてくる、割と美味しい病院食。
此処から後は、退屈な日々が入院した木曜日の夜から退院迄続く、毎日午前中8時30分に検診を受けに1階迄降りてその日は予定終了。
それ程大きな病院ではないからウロウロも限界がある。
土曜日の検診で先生に此の分やと月曜日に退院やなと言われる、やった〜!
無事月曜日に支払いを済ませて退院。
5日間の入院生活やった。