2024年5月29日水曜日

平城宮跡

5月25日、訳あって、ついでに「平城宮」へ行ってきた。
 
訳とは、興味がない人には、しょーもない理由で、おおさか東線で大阪に向かい、『大阪駅』うめきたエリア迄乗車したいから。
 
早速出掛ける前日に、どうせなら「平城宮」に行こうと考え、広大な敷地を巡る為、使い方を色々調べたけど、頭の悪いおっさんにはどうも手順の説明がわかり難く見えてこん、いつもの何とかなるやろで目的の駅「大和西大寺」に向かう。 

当日、JRでJR京都駅迄行き、近鉄京都線に乗り換える。 

めちゃ混みのコンコースを歩いて、近鉄京都駅迄行くと、丁度「橿原神宮前」行の急行が発車しそうや、急いでホームに行くけど超満員や、通勤時でも座ってるのにあえて満員電車に乗る必要はない、乗るのをやめて普通で行く事にする、急ぐ旅程でもないし。
  
普通の「橿原神宮前」行きに乗って、座席(ロングシート)に座る。
ガラガラ、ここから1時間12分(急行なら38分)の列車旅。 

定刻通り発車して、ガタゴトと進んで行く。
近鉄の普通に乗ったんは初めてで駅間が阪神電車のように短い、でも止まる駅ごとに新鮮な景色を味わいながら車窓を楽しむ。

急行や特急の通過待ちで頻繁に止まる、複々線でないから仕方がない。






結局、一度も満席にならず「大和西大寺」に着いた。 

駅のコンビニで水分購入して改札を出る。






借りたい場所(近鉄大和西大寺駅北口駅前広場)でレンタル可能かアプリで確認、5台有るようや、直ぐに予約(写真の台数が違うのは別日に撮影の為)




階段を降りたら直ぐに目の前にあった。 
駅から降りてきた階段方向に向かって撮影。




早速予約自転車を探す、特にポートや自転車の何処かが点滅や点灯してる訳ではなく、自転車のリヤフェンダーに貼ってあるナンバーと予約時の自転車ナンバーを目視で同じか確認する、この辺はアナログや。 





先ず自転車を借りる前に、ハンドル左の操作ボックスで電源を入れてバッテリー状態を確認、おっさんが借りた自転車はパネルが非常に見難くかった、手で囲んで何とか見える程度で、走行中はほぼ見えなかった。 




一応、ポートマップでバッテリー残量(三段階の電池マーク)を確認できる。 






先ず、鍵を開けるを押してスマホのこの画面でフェンダーに貼ってあるナンバーを入力して決定を押す。








今回のバイクは四角い操作パネル、鍵を開けるメニューを開くと4桁のパスキーがあるんで、最初に操作パネルのSTARTキーを押し、パスキーの数字を操作パネルのテンキーで入力すると自転車の鍵が開き、貸出手続き完了メールがくる。 




ここから料金が発生する、途中で停める時には手動でリヤの鍵を掛ける、掛ける度にメールで施錠されたと確認メールがくる。
 
乗る時の解錠は、最初に借りる時解錠するのに入力したパスキーを、もう一度STARTを押してから入力すればいい。
 
絶対に最後返却迄、施錠後にEnterキーを押さない事、押せば返却になってしまう。


 
無事借りる事ができた、平城宮を目指す。



 
線路沿いを道なりに進んで、県道104号に出て右に曲がる、道幅も歩道も狭いので自転車を押して西大路橋に向かう。







橋を渡って直ぐに川沿いの細い道を右折して進み、途中からの住宅街を進むと「独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所」横に出る、ここからは歩道も広く自転車可になる。 




平城宮側から

右折して30m程行くと左手に平城宮の入口があるんで、横断歩道を渡る。
事前にGoogle mapでルートを調べておいたんで、入口迄スムーズに行けた。
ここからは、モーターサイクルは禁止。 


先ず、「平城宮跡資料館」に行って平城宮跡の地図をもらう事にする。 





ここで初めて自転車を施錠する、施錠確認通知メールがくる。





平城宮跡に有る資料館や施設は全て無料で入れる、凄い事や。
ここもひと通り見て周る。




ここの展示や説明で初めて知ったけど、この頃の皇族や貴族の食事の豪華な事、鴨肉に鹿肉、あわび迄食してる、生牡蠣なんか海無しの奈良までどのように運んできたんやろ。
何とも贅沢な暮らしや。
現在のちょっと贅沢な食事と変わらん。

自転車に戻ってパスキーを入力して解錠。





地図をもらったんで次に「第一次大極殿」へ行く。 




平城宮跡はだだっ広く遮蔽物がないから目的の施設が見えるんで行きやすい。 







「第一次大極殿」に着いた、入口横に自転車を停める。 





入口に向かうと大きな大極殿に入る、かなり大きい、レプリカなんで非常に綺麗や。
ここから見える景色は絶景。 







天井の模様や周りの絵が素晴らしい。
一通り見学して次に向かう。





「宮内省の復原建物」 





ここも一応見学、特に目を見張る物もない、この時代は非常に疎いから余計に興味をひかない。





「大極門」、今は「東楼」の復原工事が行われていて中を覗けるけどネットで良く見えん。

「大極門」で柱をベタベタ触ってる人が注意されてた、神社仏閣を含めて歴史的建物や施設に触らないのがマナーやのに、最近これが分からない人が多いようや。 


次は「朱雀門」へ向かう。 




「朱雀門」の前には近鉄の線路があって、踏切を渡る必要がある。




朱雀門と列車を遠景からパシャリ。



 
踏切で列車と(追い列車なんでタイミングが悪かった) 





「朱雀門」抜けて、正面から。





「平城宮いざない館」へトイレを借りに行く。

ここでも資料や展示物を見て周る。 

トイレを済ましてそろそろ帰る事にする。




朱雀門、踏切を過ぎてちょっと一服、水分補給がてらに「大極門」「大極殿」をバックに自転車を撮る。






最後に「復原事業情報館」に立ち寄る。






見渡す限りただだだっ広い、建造物は全部レプリカで、礎石等の跡があるのみ。


自転車を借りて正解やった。 


天気が良い「平城宮跡」を後にして大和西大寺駅に向かう。




大和西大寺駅前広場に戻って、借りた自転車を返却する。





返却は鍵を掛けると施錠確認通知のメールがくる、これを確認してリヤのパネルでEnterを押せば、パネルのディスプレイに返却と表示され、返却手続きが完了しましたメールが来て返却完了。
2時間借りて825円(税込) 

アプリで見ると、この時点でバッテリー残量は三段階電池マークの一個減った状態やった。

人も少なくゆっくりと見て周れた、でも、平城宮は一回来たらもうええかな。