おとなびパス2016冬を使うて西日本ぐるり旅3日目
ついに最終日、スマホのタイマーの音で目が覚める、昨夜の酒がちょっと残ってる朝。
シャワーを浴びて目を覚まし、ホテルの朝食をいつもの和食でなく今日はパンで軽く済まして8時にチェックアウト、タクシーでJR出雲駅に向かう。
出雲駅で問題発生、よう調べんかったおっさんが悪いんやけど一畑電車が1時間に一本程度、後1時間待ちや、キャリーを出雲大社前駅に預けるつもりが、しゃーないんで重たいキャリーを引きずってバスにする。
後でこれが正解やったと分かるんやけど。
10分程待って日御碕行きに乗車、3分の1位の乗車率、大半が出雲大社前で降車して終点の日御碕で降車したんは4人。
ここでキャリーをどうするか悩んでバス停前の休憩所で思い切って聞いて見たらここで無料で預かってくれるらしい。
ラッキー、後でここで休憩してなんか頼も。
荷物をおっちゃんに預けて出発やけど雨が降って来た、そして霙混じりの中日御碕神社を参拝して灯台を目指す。
途中、経島の凄まじいウミネコの乱舞を写真に収めて、灯台を又目指す。
天気は晴れたり雨降ったりで鬱陶しいけどこの時期山陰方面はこんな天気や。
今日の天気は強風の為灯台に登れても外に出られへん、残念、でも東洋一の石造の灯台だけあって凄い迫力。
時間かけて来た甲斐があった。
バス停まで戻って来た、バスの発車まで25分位。
さっきの荷物を預けたおっちゃんの店でイカ焼きとこの店でしかのまれへん旭日酒造・出雲大社の御神酒「八千矛(やちほこ)」のワンカップ地酒を頂きながらおっちゃんの日御碕神社にまつわる話や経島の祭事に関する話を聞かせて頂いた。
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ピンクの列車で一つだけのハートつり革 |
日御碕を後にして出雲大社前駅から松江しんじ湖温泉駅に一畑電車で、到着して松江城に向かう。
出雲大社前駅では晴れて来たけど松江しんじ湖温泉駅に着いた時には又雨が降ってきた、松江しんじ湖温泉駅でキャリーを預けて松江城にバスで向かう。
松江しんじ湖温泉駅ではコインロッカーに入らん荷物を駅で500円で預かってくれるから安心や。
キャリー預けてバスで今日のメイン松江城を目指す。
5分程の乗車で松江城に到着、まだ雨が降ってる、城の入り口で無料のガイドをお願いする、
同年輩の女性のガイドで城の外から順番にガイドして下さる。
ガイドするにあたって研修もあるみたいで他の12現存天守の何ヶ所かに行かれてるみたいや、やっぱりこう云う所来たらガイドをお願いするんが正解や、より詳しい話が聞ける。
ここは、結構立派な城で内部も広く階段も今迄の城の中では緩やかな方や。
松江城はなんかの雑誌でハートが隠れてると云う記事が出たとガイドさんの話で先ず、石垣、そして城内部の柱。
後兜の猪目、これは意味違うとおっさんは思う。
一通り見学してガイドさんと最上階でお別れ。
おっさんももう一度見学しながら降りて行く。
これで現存天守、弘前城、宇和島城、高知城が残ってるだけや、どれも行きにくい所ばっかり。
降りた所でビール工房へと向かうことにして歩いてたら又雨が降って来た、ほんまによう降るなぁ。
10分程歩いてビール工房に到着、14時や、ここでやっと遅目の昼飯、時間的なこともあって団体さんが帰られた後みたいで片付けてはる最中や。
1人と云う事で誰もいない広い店内でポツンとおっさんだけ、早速、シジミ飯定食と地ビールの飲み比べセットを注文。
シジミ御飯は薄味でおっさん好み、シジミの味噌汁はええ出汁が出て美味しい、ただ、シジミは超ミニサイズ、昨日の酒蒸しのサイズを知ってるだけに余計に小さく見える。
一説によると味噌汁のシジミは出汁の為で食べるもんと違うらしいからミニでもええんや。
別に食べてもええらしいけど。
ビールは3種類でおっさんはピルスナーが好みや、こう云う日本食に合う。
ゆっくり堪能してるうちに雨も上がったみたいやから、松江発の「スーパーおき4号」までは時間的にも十分余裕があるけどJR松江駅に向かうことにする。
松江しんじ湖温泉駅に歩いて戻り、預けてあったキャリーを受け取りJR松江駅行きのバスに乗る。
松江はバスの便が出雲と違って解りやすい。
JR松江駅に10分程で到着、「スーパーおき4号」の発車まで1時間15分程ある、15分程松江駅を散策。
ターミナル内改札近くの蕎麦屋に入って時間潰しをすることに。
早速、メニューに「酒の肴セット」をおっさん眼ざとく見つけて、山陰の地酒を注文。
アテを突きながら、このブログを記憶がしっかりしてるうちに書いてる、後は帰って細かい所を修正や。
そうしてるうちに発車10分前や、お勘定をICOCAで済まして改札へ。
なんと「スーパーおき4号」3両編成が前日の車両トラブルで2両。
おっさんの予約席ないんや、車掌の指示で1号車の空いてる席でなんとか席ゲット。
「スーパーおき」で指定席取る時上りの場合C列の偶数席が窓の配置からええと思う、あくまでもおっさん個人の感想やから十分考慮してや。
揺れる車内で前日に買うた酎ハイ飲みながらこれ書いてる、辺りもだんだん暗くなってきて車窓も楽しめなくなった、窓を見たら自分のつまらん顔を見る羽目になるんで仕方なくこの3日間のまとめに没頭する。
鳥取に3分遅れで到着、おっさんは鳥取駅である物をゲットする予定なんで一番に降りれるように早めに扉のまえに立つ。
乗り換えの「スーパーはくと14号」発車まで24分の予定が21分になった、ちょっと気持ちが焦る、初めての駅なんで勝手が判らん。
なんとか予定の物ゲットで一安心、何をゲットしたか云うたら、「アベ鳥取堂」の1日10食限定、「とっとりの居酒屋」駅弁。
前日に電話で予約しといたから絶対に確保出来るけど時間の関係はどうしようもない。
予約した名前をアベ鳥取堂南売店のお姉さんに伝え、鳥取の地酒「強力」と一緒に購入、小さな盃も付けて下さった。
お姉さんいわく今日は早くに売り切れたらしい、「予約されてて正解でしたよ」と言われた。
おっさんの後から来た年輩の方もショーケース見て頼んでけど売り切れと言われてた、やっぱり人気なんや。
早速、駅の写真(手ブレ)とちょっとしたアテを横の売店で購入。
でも、鳥取駅はICカードが使われへん、出雲も松江もICOCA使えたのに、若干遅れてる。
駅弁も酒も仕入れたんでホームに上がる。
程なくして「スーパーはくと14号」が入線してくる、ちょっと薄暗いホームで写真撮影、何枚か撮ってグリーン車に乗る。
噂通り綺麗な車内、洗面台は因州中井窯で豪華や、インテリアも濃い木目調でシック、グリーン車への扉の窓は因州和紙で趣きがある。
早速、座席に、座席も2列、1列でシートピッチも広く、座席幅もゆったりで足乗せも付いてコンセントまである。
俗に云う網棚は無く航空機の様な扉付きのやつが、しっかり扉を閉めておいたら荷物が落ちてくる心配はない。
しばらくして発車や。
おっさんは鳥取駅で仕入れた「とっとりの居酒屋」と「強力」を楽しむことにする。
結構豪華で一つ一つが美味しい、駅弁の幕の内にある様な在り来たりの物でなく鳥取の自慢の食材とメニュー、それと凄く手が掛かってるんがよう解る、見た目も綺麗で最高に楽しみながら食べれる。
特にアゴの竹輪、アゴの寿司は絶品や。
駅弁の包紙の裏がお品書き。
又、「剛力」も食材にマッチして主張し過ぎず口当りも良く、でいて辛口の呑み口。
美味しい駅弁、これ又美味い酒で気動車特有の走りとはくとの揺れを楽しみながら帰路についた。
又、機会があったら今度は違うルートで楽しみたい。
おとなびパス2016を使うて西日本ぐるり旅2日目
おとなびパス2016を使うて西日本ぐるり旅初日