2016年8月1日月曜日

備中松山城

7月30日、日本現存天守の一つ備中松山城に行って来た。

関西からこの備中松山城まで普通に新幹線、特急等を使うて行けば約7,300円ほど時間にして2時間程度、往復やったら結構な出費。

ここでおっさん半世紀以上生きて来て初めての「青春18きっぷ」を使うて行って見ることにした。

これやと一日何度でも乗り換え・途中下車が出来て2,370円や片道1,200円弱、メッチャ魅力的、しかし、世の中そんな甘うない。
短時間というもんを放棄するんや、約2時間半を放棄、計4時間半ほどかかるんや。

検索したら朝5時台の快速で10時過ぎ、か6時台の快速やったら11時過ぎ、おっさんは5時台で行くことにする。

備中松山城は途中のふいご峠云うとこまでタクシーかバスと徒歩そしてシャトルバスで行くしか方法が無い、マイカーでもふいご峠までは行かれへんからおっさんは乗り合いタクシーを前日に予約しといた、片道500円、普通のタクシーやったら1,200円位みたい、午前に行って帰ってきはった人が話してたんを小耳にした。

前日の会社帰りに人生初の「青春18きっぷ」をみどりの券売機で買うた。







割引切符から入って順番にタッチして行く。

領収書や実際の切符・取説なんかで7枚出てくるんで結構時間かかる。






当日、5時台の快速に乗って姫路で乗り換えや、姫路では1分の乗り換え時間、乗り換える列車が何両か解らんし長時間の乗車やからトイレの確保も重要やけど1分しかないんで贅沢云うてられへん。





この時間帯、結構神戸方面や明石方面から結構人乗って来る、案の定乗り換え駅姫路でダッシュや、こっちは12両、乗り換え先の列車は4両やから漏斗に人が雪崩のようにダッシュ、すさまじいで。

列車や状況を写真に撮る時間なんかもちろんあらへん。

なんとか席確保で一安心、姫路から各駅停車の2時間半の旅。

岡山までほぼ満員、学生が多い、1時間辺りの列車が2・3本やからしゃーない、京阪神の便利さに感謝や。




岡山でスカスカ状態になってやっとのことで備中高梁駅に到着、事前にネットで調べてた乗り合いタクシーの乗車場所、備中高梁観光案内所が駅舎併設の複合ビル建設の為場所が変わってる。ちょっと焦った。








ここで、予約の確認と11時20分のタクシーまで1時間弱あるんでレンタサイクル借りて近くの武家屋敷なんかを散策に行く。






予約時間に観光案内所で予約者6名がワゴンタイプのタクシーと普通のタクシーに分乗して出発、約10分程で起点のふいご峠に到着、ここから備中松山城まで20分程度の登山や、この日は天気ええ代わりに滅茶苦茶暑い汗だくで天守に到着。













規模は姫路城・彦根城や松山城とは比べられへんけど山城という特殊な立地ではホンマすごいで、自然の岩を巧みに利用して石垣を築いてる。
めずらしい天守内に囲炉裏があったりして梁なんかは荒々しい感じで見晴らしも格別、来る価値十分な山城。

一通り見て、迎えの時間が近づいて来たんでふいご峠に下山する。
一通り見て回るんに約40分程度。

迎えのタクシーに乗って、備中高梁駅で駅前の食堂で冷酒とラーメンを食べて帰ることとする、帰りは3回の乗り換えやから余裕で帰れる、途中倉敷があるんで一通り見て行こう思うたんやけど列車乗った瞬間に寝てもうて気付いたら倉敷駅出発するとこやった、京阪神やったら次の駅で反対の列車に乗り換えたらええねんけど、ここでは、又、待ち時間が結構あるんで今回はあきらめて素直に帰る。



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