2024年5月26日日曜日

阪堺電車で界隈を散策

5月18日、RYDEアプリの「阪堺電車トリップチケット」を使うて、堺界隈に行ってきた。
堺界隈はまだ行った事がないから調べてみたら、結構神社仏閣がある歴史を感じさせる町やとわかった。




今回使ったRYDEアプリの「阪堺電車トリップチケット」はアプリ上で購入できる電子チケットで、登録してあるクレジットカードで支払う為にネットで完結、680円の1日乗り放題パス。
購入後、使用開始をしなければ、いつ使ってもいい。
 
使用開始をタップすれば、タップしたその日の23時59分まで使用できる。
阪堺電車はどこまで乗っても230円、一駅でも230円やから「阪堺電車トリップチケット」を使えば3回以上乗れば十分元が取れる。
又、飲食店やお土産物店で使える割引クーポンもある。


当日朝、出掛ける前にチケットを購入して、天王寺まで行く事にする。
天王寺駅前からの上町線には、まだ乗ってないんで今回はここを出発地として選んだ。
新大阪駅から地下鉄御堂筋線に乗車する、始発なんで余裕で座れる。

揺られる事23分で地下鉄天王寺駅に到着、地下鉄天王寺駅は工事中みたいで、出たい出口に迷う、知らんかった。 

おっさん天王寺駅は初めてやから、今回はほんまに迷うた。
とりあえず一旦地上に出てみたら阪堺電車・天王寺駅前駅方面の案内があるやろうと適当に天王寺ミオ前に出る。 

ここでも、見事に期待を裏切られる。
「阪堺電車はこちら」と云うような案内版は一切無い(あくまでも焦ってるおっさんが見る限り)、近辺地図案内にも阪堺電車・天王寺駅前駅の表記すら見当たらん、数ヶ所場所を変えて案内地図を確認してもわからん、ビル群で天王寺駅前駅も目視できん。 

こうなったら気持ちの余裕がなくなって写真を撮る事すら忘れてる。 

地図アプリを立ち上げて、現在地から方向を確認して目指してみる、あびこ筋と谷町筋の交差点にかかる丸い歩道橋に登ったら阿部のハルカス横に阪堺電車・天王寺駅前駅が見えた、よかった。

普段は方向音痴ではないんで滅多に迷う事はないけど、なんにも考えんと現地でポンッと知らん場所に置かれたみたいな感じになった。
最初から地図アプリで確認してたらもっと早かったかもしれん、都会の有名所を地図で確認する事が殆どないからなぁ。


早速、歩道橋上でチケットの利用開始をタップする。 




丁度「浜寺駅前行き」が入線したところ、結構乗る人が多い、空いてる席に座ったら満席になって、立ち客もある状態。
こんなに人多いとは思わんかった。

定刻に発車する、途中の駅ではどんどん人が入れ替わって行く、地元の方々と見受けられる人が多くて普段使いに利用されているのがよく分かる。
観光客は主要な駅で大量に降りて行く。




そうこうしてるうちに、最初の目的地「住吉鳥居前」に到着。 

ここでも8名くらいが降りる、おっさんは、スマホに表示されているチケット画面を運転士見せて降りる。





画面のマイチケットをタップして、「阪堺電車・トリップチケット」を開いて画面下の「チケットを見せる」をタップすると、チケットが開く。
この画面は5分間表示してる(ちなみにこの画面はスクショできひん)





初めての住吉大社。
七五三の参拝者が多い。
参拝者の半分は外国人。 






住吉大社はなんとなく建物間の間隔が広い、社殿の配置もおっさんが今まで行った神社と違うような感じで、見て周り難く思う。
ぐるっと一回りして次の目的地に行こうと思う。





「住吉鳥居前」駅に戻り10分程待って浜寺駅前行きに乗車、5駅目の「高須神社」で降りる。




ここから「鉄炮鍛冶屋敷」に向かう前に駅名の高須神社に行こうと駅から出ると、目の前や。
でもなんか想像してたんと違う、歴史はあるみたいやけど全部コンクリートの神社。
一応中に入って速攻で「鉄炮鍛冶屋敷」に向かう。




3分程歩いて到着、入館料をクレジットカードで支払う(この辺が嬉しい) 

結構混んでる、黄色のベストを着たガイドの方々が連れてる人がそれぞれ4〜10名くらい、狭い館内(昔の民家)で広がって説明するから奥に行くのに難儀する。
この様なガイドの組が3組程、最悪や、入らんかったらよかった。
ガイド同士が通路でお喋りも頂けない。
でも入ってもーたからしゃーない、人を掻き分けながら見て行く。
一人やから興味がない説明を飛ばして行くから早い。

当時は旋盤やフライス等の機械がないんで、鉄砲の弾が出る穴をどうやって開けたか今まで謎やったけど、ここで製造方法の説明を見て納得。
又、材質の鉄は軟鉄やと云うのも初めて知った、刀のような鋼(炭素鋼)やとずっと思ってた。






敷地は大きいけど見学できる範囲はそれほど広くはなく見学にそれ程時間はかからない。
でも色々知れてよかった。
もし、黄色のベスト軍団が数組居れば、時間をずらして見学する事をお勧めするわ笑。

見学後、高須神社駅に戻る、他にも見学できる箇所があるようやったけどセットチケットを買わんでよかった、おそらく他の箇所も黄色ベスト軍団がおるやろうから大変や。
この様に、堺の観光ガイドさんが、個人や夫婦、友人同士の観光客に配慮のない行動は堺の観光地としての評判ににも影響するかも。




駅に戻って5分位で浜寺駅前行きが来た。
次は3駅先の妙國寺前駅で降りる。






妙國寺前駅で丁度12時前、昼飯にしようと思う。
「おとな旅ひとり旅」で三田村邦彦さんが紹介されてた蕎麦屋「手打蕎麦 hiro」に向かう。
駅からすぐ、待ってる人が3人、入って待つ事にする、蕎麦やからすぐやろ。

15分程でカウンターに案内して頂く。
「ビール」
「辛み大根おろし 蕎麦」
「山菜ごはん」
写真を撮ったつもりやったけど、撮れてなかった(ショック!)

辛み大根おろしで食べる蕎麦は久々で暑い日に最高、蕎麦も程よくこしがあって、甘めの付け出汁が絶妙にマッチする。
又、山菜ごはんは、混ぜ込んである炊き込みご飯ではなく、艶やかなしっとりしたご飯に山菜を乗せてある。
これがあっさりした味で炊き込みご飯よりも蕎麦に合う。
蕎麦、山菜ごはんとビールを楽しみ、店を後にする、ご馳走様でした。


ここから「妙國寺」に歩いて向かう。





5分程で「妙國寺」、このお寺はソテツの庭園が有名らしいけど、参拝せんと外観を撮影して「菅原神社」へ向かう事にする。

せっかく阪堺電車トリップチケットがあるんで、「妙國寺駅」に戻って2駅先の「大小路駅」に向かう。 





「大小路駅」から一旦来た方向へ戻るように「菅原神社」に向かって歩く、「菅原神社」は商店や飲食店があるところに突然ある感じ、京都なんかの昔ながらの町並みとの一体感はない。





大きな南門をくぐり境内に入ると、菅原と云うだけあって牛が出迎えてくれる。 





ここは、菅原道真公を祀ってるだけに、学問の神、文化の神。
又、天穂日命 (あめのほひのみこと)も祀ってあり、農業、養蚕、木綿の神として祀られている。 
もうひとり、野見宿祢 (のみのすく)を祀られていて、相撲の祖と呼ばれてるようや。




だーれも居てない境内を参拝して「開口神社」へと向かう。




随身門を出て左に真っ直ぐ行くと、「開口神社参道」と書かれた商店街がある、ここを進む。





「菅原神社」から5分位で到着。




大きな神社や「開口神社」(あぐちじんじゃ、と読む)
おっさんは北門から入ったようや(本殿の裏側)




境内はガラガラで殆ど独り占め。




この神社は、堺が発展してきた事により、色々な社があり、航海の神、塩を司る神、物知りの神、疫病除災の神、古来より厄除け、開運の神、国土開発、発展の基となる神等数多くの御利益がある神社。
後に、開口村、木戸村、原村の三村の神社併合により三村宮、または三村明神とも称されると書いてある。 




ここもひと通り参拝して次へ向かう為、「宿院駅」へ。


電車に乗る前に、宿院駅近くの「さかい利昌の杜」でトイレを借りる。
この施設もゆっくり見たいけど、だいぶんと疲れたし、他にももっと見る価値がある神社等があるみたいやから又の機会にしよ。 






「宿院駅」に戻って、「浜寺駅前」に向かう。






終点「浜寺駅前」に到着、ここは以前コロナ禍の時に特急ラピートに乗車する目的で、関空に行った帰りに来た事がある。 




浜寺公園で念の為にトイレを済まし(浜寺駅前駅にトイレは無い)、折り返しの「天王寺駅前」行きに乗る。 




後は帰るだけ、ガタゴト揺られうとうとしてたら、「我孫子道」や、ここで乗り換えて「恵比寿町」に向かう。
阪堺電車路線で唯一この「我孫子道」駅にトイレがある、ここで済ましとくのがええと思う。







「新今宮駅前」で降りて、JRに乗り換え大阪に、来た列車が「大和路快速」、満員や。
ひとりなんで一応座れた。 

無事に大阪駅に到着、晩飯を食べてから帰ろ。

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