2021年5月22日、午前の歯医者を済ませて帰る為JR京都線快速野洲行きに乗った。
取り敢えず京都で降りるつもりが、ボーッとしてたら大津、当てがないから草津で降りようと考えたけど、久しぶりに彦根城に行ってみる事にした。
野洲で新快速米原行きに乗り換えて彦根に着いたんが12時前、コンビニで炭酸水を買うて彦根城を目指す。
前日に抜歯をしたんで、昨夜から飯らしい飯を食べてない、なんとなく抜歯後が痛くは無いけど重い。
彦根城迄短い距離やのに信号がやたらに多い、殆ど車が来ないのに、大分待たされる。
やっと、彦根城入り口に到着、券売所で彦根城、博物館、玄宮園のセット券を1,200円支払って購入。
販売所の方に聞くと、博物館〜お城〜玄宮園の順に廻るとええらしいので、先ずは博物館に入る。
此処もコロナ禍の関係で消毒、検温、そして靴を預ける事が出来ず、備付けの袋に靴を入れて自分で持って入る、別に持って入らんでも預けてコロナに感染せんと思うけど、持って入る方が汚いんと違う?
此処の博物館は三脚やフラッシュを使用しなければ写真撮影は自由。
井伊直政の地元だけあって、関連する物の展示が多い、又、能関係の展示も多彩。
井伊家の甲冑や刀剣等を撮影して、茶道具や能関係を見て周り、能舞台を見学した。
能舞台の横にお茶席があるけど、誰も居て無いからやってないと思った、一応声を掛けてみると営業中、お抹茶とお菓子のセット500円をPaypayで支払う、小銭が要らん便利や。
程なくしてお抹茶とお菓子が運ばれてくる、お菓子は花菖蒲と言う名らしい。
蒸し暑い中の、抹茶とお菓子が心地良い、しばし休息して観覧を続ける事にする、しかし、この間誰も入ってこない、折角のええ休憩所やのに勿体ない。
ひと通り観覧をして、入ってきた場所に戻ったら、外は雨や、彦根城に来たら結構雨。
待ってても止みそうにないんでリュックから傘を出して本丸を目指す、雨でもそれなりの人やけどソーシャルディスタンスは充分に保てる位。
天秤櫓を見学して本丸へと向かう、本丸前には結構な人。
本丸に入る前に検温と消毒、靴と傘を指定の袋に入れて急な階段を登るけど、階段と言うよりも梯子に近い角度や、手摺を持たんと怖い。
以前来た時もこんなんやったんかなぁ。
各層を見て最上層に到着、噴き出る汗でマスクの中がグジュグジュ、雨も降ってるんで湿気が凄い、お陰でメガネも曇って来た、でも最上層は窓が開いてるので風が心地良い。
なんとか降りて外に出たら雨も小降りになってきた。
後は玄宮園に向かうだけ、途中のトイレで用を済ませて滑る石段を延々と下り、やっとの事で黒門に到着。
今年になってからあまり出歩いてないから足が痛い、なんとも情け無い。
彦根城の内堀沿いにトボトボ歩く、多分後ろから見たら足の悪い老人みたいやろうと思いながらなんとか玄宮園に到着。
玄宮園を観覧する前に隣の楽々園を観覧、此処も歴史を感じさせる建物や。
遊水池を右手に見ながら雨も止んだ庭園の景観を楽しむ、途中、着物を来た娘さんをプロのカメラマンが玄宮園の池や茶室、彦根城をバックに撮影されてる。
それを遠巻きに迂回して彦根城が綺麗に見える場所に出た、思わず見惚れて写真に収める。
幾つかの橋を渡りまたもや茶店を見つけ置いてある呼び鈴を鳴らす、誰も居てない毛氈を引いてある座敷に腰をおろし目の前の庭園を眺める、程なくしてお抹茶とお菓子が運ばれてきた。
ぼんやりとしてたら汗も引いてなんとも時間がゆったりと流れていく、これ程贅沢な時間はない。
充分に美味しいお抹茶、お菓子、景色と贅沢な時間を堪能して帰る事にする。
彦根城からJR彦根駅迄痛い足でゆっくり向かう、15時30分や、今日は昼飯を食べてない、あんまり食べる気がしないから駅のコンビニでウィダーインゼリーを購入してホームに向かうと数分後に姫路行新快速が来るみたいや、ラッキー。
新快速は案外空いてて余裕で座れた、席でコンビニで買うたウィダーインゼリーを流しこんでボンヤリしてたら寝てしまったみたいで、目が覚めたら大津を出た所やった。
今日は一旦京都で降りて伊勢丹で晩飯を仕入れる。
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