朝8時に家を出てJRのみどりの券売機で前日に予約しといた切符を受け取る。
取り敢えず列車に乗って何処に行くかを考える、京都駅で降りる乗客を見て京都は止める事にした、時刻表を確認して湖西線に乗る事にした。
発車まで時間があるんで駅構内のセブンイレブンで、おにぎりとハイボールに日本酒を仕入れて入線中の湖西線、堅田行きの117系に乗る、乗車率は20%位や。
此の列車に乗車しても未だ目的地が決まってない、超優柔不断。
ギリギリで比叡山坂本駅で降りて「西教寺」に行く事に決定。
比叡山坂本駅で降りてバスの時間とタクシーを確認したら、バスは20分待ちで、タクシーは多く並んでるけど乗車可能な先頭車はクレジットカードを含む電子マネーが不可みたいなんでパス、お札を崩すのが嫌なんで出来る限りクレジットカードや電子マネーで支払いたい。
歩いても30分掛からないから歩く事にする、多分西教寺につく頃にバスも西教寺に着くやろ、所要時間は同じで料金が0円。
しかし今年から拝観料が要るようになった、並んでた年配の男性が文句を言うてる、言うてもただにはならんねんから気持ちよく拝観したらええのに、結局拝観せんと帰って行った。
たかだか500円でええ歳した大人が見っともない。
拝観料を支払い紅葉に彩られた本堂迄の参道を行く、途中、宗祖大師殿の階段を上がる、人も少なく最高の天気、早速有名な宗祖大師殿唐門からの琵琶湖を望む、此処からの景色はJR西日本のキャンペーンポスターになった場所、おっさん何故か強烈に覚えてる。
流石にNHKの大河ドラマの主人公が関係する寺院だけあって麒麟が来る絡みで色々やってる、2019年の桜の季節に来た時より本堂を拝観する人が多い、明智光秀や煕子の墓所がある事で有名になってしまった、2019年当時は余程光秀ファンでない限り、明智光秀の墓所目当てや資料を見に来る人は少なかった。
そろそろ帰る事にする、もう一度比叡山坂本駅迄歩く。
途中歩きながら、朝に買うたおにぎり2個を頬張る。
美味しそうな雑魚の甘露煮に目が行く、大きなパックに大小不揃いなモロコや小鮒等がギッシリ入って300円ちょっと、思わず手が伸びて、ついでに鮒寿司のパックも。
店員の方に「雄の鮒寿司ですがいいですか」と聞かれて2種類有ると初めて知った、おっさん鮒寿司自体初めてやから知らんかった。
ただ、雄と雌では価格が4倍以上違う、おっさんが手に取った雄が1100円で同じサイズの雌が4000円超え。
流石に初めての鮒寿司で、もし食べて口に合わんかったらショックやから雄にさせて頂く、雑魚の甘露煮と鮒寿司を下げて近江今津駅に戻る。
当然のごとく待合室はだーれも居てない、静かな待合室で雑魚の甘露煮と西陣を開ける、昼飯もおにぎり2個やし朝飯も食べてない、甘露煮は柔らかく煮られて最高に美味いし、空きっ腹に佐々木酒造の西陣とで至福の時間や。
1時間の待ち合わせがあっという間に過ぎてホームに向かう。
途中で爆睡して目が覚めたら草津、人も多くなって京都で降りて晩御飯を食べようと考えたけど、時間的に京都着が15時30分位やから時間潰しも面倒くさいんで帰る事にした。
今日は、西教寺の紅葉だけやったけど、秋の琵琶湖を列車で一周して車窓から山々の紅葉を充分に堪能出来た旅やった。