例の如く1dayチケットで行って来た。
各電車会社で出てるんで住んでる地域に合ったプランが選べる。
九度山だけを観光するんやったら南海電車のプランがお得みたい。
おっさんは高野山にも行こうと思うし、是非とも見ておきたい個所があるんで「高野山・九度山1dayチケット」を使うて枚方駅からスタート、買ってから気付いたんやけど阪急版もあったんでそっちの方がおっさんには良かった、もっと良く調べなあかん。
始発の枚方市発の電車やけど結構な人や、おっさんは北浜で地下鉄に乗り換え天下茶屋で今度は南海電車に、天下茶屋で乗る乗客のほとんどが京阪からの人、皆高野山方面へ行くんかなぁ。
数十分で目的の駅に到着、ここで単線の高野線は上り列車待ちや、4分程停車で登りの各停が入線で下り電車はすぐ出発、降車したんはもちろんおっさん1人。
ほどなくして上りの電車も出発、静寂が辺りをつつむ、この上古沢駅は列車待ちの駅の為駅員がいてるんやけど俗に云う秘境駅に近い趣がある。
何枚か写真を撮り、目的の場所に向かう。
なんでおっさんがこの駅で降りたかは、ある日、伊藤博康さんのコラム「汽車旅ひろば」で見かけたあるコラム、南海高野線に日本で現役のトレッスル橋9つのうちの1つがあるらしいんで九度山にも近いんで行くことにしたんや。
誰もおらへん駅をこれまた超ローカルな道を下古沢に向かって歩き始める。
道順は駅に有るんで写真に撮って歩けば心配いらん。
基本トロッコ道を行けば大丈夫や、そやけど誰にも会わへんのがちょっと心細い。
上古沢駅は、駅前までは車が入ることが出来ひん、シングルトラックしか無い。
このシングルトラックを下ってトロッコ道を下古沢駅に向かって進む、殆んど人が通らへんのやろな前日の雨で所々泥濘んでるけど足跡が全く無い。
しばらく進むと小さいトンネルがある、ここを抜けて進む。
林道をまたぐ橋にでるんでここの下の林道を登って行くと数分で目的の鉄橋が現れる。
遥か上空を見上げてると電車がカーブで車輪を軋ませる音が聞こえてきた、急いでカメラを構える。
露出なんかの設定なんかしてる暇あらへんからチョット失敗な写真や。
上・下の電車があるんでチャンスは2回。
8時台からの時刻表がデッキに貼ってあるんで遅めに行けば余裕で待てる、おっさんは7時台やから載ってなかった。
一通り写真撮って下古沢駅に向かう。
ここは、無人駅やけど上古沢駅より大きいしここから乗車される地元の方に2人お会いして挨拶をした。
九度山駅に戻って九度山を散策開始。
朝がまだ早く殆んどの店は開いてない、いつものように朝早くに起きて出かける時には朝飯を家で食べんと出先で食べる、しかし今回は読みが甘かった。
真田古墳(真田の抜け穴伝説) |
仕方がないんで諦めて散策や。最初に訪れたんは、まだ開いてない旧萱野家10時からやまだ9時しゃーないから、次は幸村の抜け穴、じつは横穴式古墳らしい。
九度山・真田ミュージアムを見学、入り口で甲冑と写真の写してくれ、帰る時にこの時写した写真の写真カードをくれる。
ちっこいけど。
料金払えばA4程度の写真を買える。
おっさんは丁重に辞退した。
九度山の町自体は1時間もあったら十分やけど
九度山・真田ミュージアムを見学したらプラス30分、グルメを堪能するんやったらトータル4時間くらいや、ただその奥にある世界遺産、慈尊院や丹生官符神社なんかを観るんやったらもう1時間みとかなあかん。
慈尊院 |
丹生官省符神社 |
勝利寺への強烈な石段 |
勝利寺仁王門 |
勝利寺本殿 |
勝利寺仁王門内側から |
紙遊苑の庭園 |
この世界遺産は一見の価値ありや、素晴らしい建築物やし人も少ない。
結局途中の道の駅で遅めの朝飯、柿の葉寿司を頂いた。
直ぐ、九度山駅に向かい、駅で10分ほど待って極楽橋行きの電車に乗り込む。
ここ南海高野線の各停は対向列車待ちが結構ある、8分位待つんがあって時間がかかるし列車速度が遅い。
毎年の墓参りには難波から「特急こうや」に乗るんで久々ののんびり旅や。
昼前の11時30分、極楽橋行きの電車は50%位の乗車率でゆっくり進んで行く。
40分ほどで極楽橋、直ぐにケーブルカーが発車や、5分ほどの旅。
高野山駅に着くと結構寒い、11度や寒いはず、九度山では汗ばむ陽気やったのに薄曇りやし寒すぎる。
バスに乗って「金剛峯寺」を目指す。
東塔 |
まだまだな紅葉 |
曲がりくねった道をしばらく進み目的のバス停で降りたけど、なんか雨が降ってきた、ピンポイントの天気予報で0%やのに、傘持ってないし、しゃーないから昼飯を雨宿り兼ねて食べよと店覗くけど
どこも満員で待つことすら断られる、どんどん人が来るけど皆同じで右往左往や。
やっとたまたま入った店で席を立った方がおられて何とか落ち着けた、とりあえずビールと月見うどんを注文。
14時寒いし疲れたんで帰ることにする、バス停に行ったら人があふれてる、こりゃあかん、一つ先のバス停に向かうとすぐバスが来て何とか乗れた。
案の定さっきのバス停ではほとんど乗り込むことが出来ひん、次のバスに乗って下さいとのアナウンス、おっさん正解やった。
高野山駅の休憩所から |
何とか高野山駅に着くけどここでも満員で特急の指定席券は完売やとアナウンスや、おっさん別に買う予定ないんでかまへん。
で席に座った瞬間に意識のーなった、気いついたら橋本駅。
乗り換えて後は、自宅に帰るだけや。