2019年5月11日土曜日

京都丹後鉄道、くろまつ号、サンセットコースに乗ってきた

ゴールデンウィーク10連休最後の日、京都丹後鉄道、くろまつ号「サンセットコース」に乗ってきた。
長かったゴールデンウィーク、何処にも行かんと、晩飯や昼飯を大阪や地元、京都なんかに食べに行く毎日、当然ビール、日本酒をいろんな店で堪能して来た。
そんな中、最終日の、くろまつ号に予約を入れ、今回あおまつ号も併せて乗車しようと考えた。




あおまつ号、福知山発の10時06分に間に合わせる為、京都7時35分発の福知山行きJR嵯峨野線快速に乗車や、その前に、この日京都で1泊するので荷物を京都駅31番線の近くにあるコインロッカーに預ける、未だ時間が早いこともあって殆ど空いてる、ICOCA 対応のロッカーや。



当然自宅を出たのも早いんで朝飯は食べてない。
31番線近くの駅弁売り場で朝飯の「柿の葉寿司」とハイボールを仕入れる、嵯峨野線の福知山行き快速は223系なんでテーブルが無い、箸を使う弁当はちょっとまずいので「柿の葉寿司」をチョイスや。



入線を待つ間、ベンチに座りビールをプシュ!
今日も、呑み鉄や。




間も無く223系+221系が入線、この列車、223系2両221系4両、計6両での運行、前2両の223系と後ろ4両の221系を綾部で切り離し、前2両の223系が福知山まで行く。
後ろ4両の221系は綾部止まり。




当然、おっさんは223系の前2両に乗車、先頭車両の左後ろから3列目に席を確保。
朝は左側の席の方が太陽が当たる時間が少ない。
程なく発車、福知山まで2時間ちょっとの旅。



亀岡を過ぎた辺りで朝飯を食べる。
この車両には当然トイレも併設してるんで安心や。
「柿の葉寿司」とハイボールを楽しんでたら、間も無く福知山のアナウンス。
天気もええし最高な旅や、しかし、シートのリクライニングが無い223系で2時間はちょっと辛いもんがある。




JR西日本ではICOCA や各種交通系icカードが使えるけど、なんと、園部以降は使われへん、でも綾部と福知山では窓口で清算は出来るから大丈夫。
ホームの階段を降りて改札口横の窓口でカードを出して乗車駅と経由箇所を伝えて支払いをICOCA でしてもらい、京都丹後鉄道への乗り換えの為の仮チケットを貰う。
経由を言うのは、大阪経由と京都経由では運賃が違うからや。



受け取った仮チケットを同じ構内(福知山駅では乗り換えの為にJRの改札口を出る必要が無い)の京都丹後鉄道改札口で渡し、発車まで時間あるんで「くろまつ」の乗車券を引き換え、くろまつ乗車者限定、京都丹後鉄道1日フリー乗車券を購入。



この乗車券、福知山から天橋立までの運賃が正規料金より70円安いので、専用デザインも特別感が有り絶対にオススメや。




早速ホームへ行き先ずは座席の確保、あおまつには乗車制限が無いんで確保する必要がある、「あかまつ」「くろまつ」には無い吊革があるんがその証拠。
窓向きの席を確保し、あおまつの写真を撮る、今日は2両編成。





ひと通り撮ったところで座席に着いたら程なく発車や、ここから約1時間「あおまつ」での旅や。




おっさん、すかさずこれをカウンターで買うて景色を楽しむ。







福知山から天橋立までの車窓は初めてなんで新鮮や。
韓国や中国の方々も結構いらっしゃって、4割程度が海外の方々。





十分に堪能した所で間も無く天橋立、さて今から16時49分までどうしようかなぁと考えながら改札を出た右手に観光案内のカウンターがあったんでおすすめのコースを教えて頂く、以前来た時に「智恩寺」は拝観したんで、観光汽船に乗って府中まで行き、「元伊勢籠神社」を参拝し、ケーブルカーに乗り、股のぞきで有名な「傘松公園」に行って、又帰ってくるコース。
この往復の汽船とケーブル又はリフトがセットになったチケットを購入して早速汽船乗り場へ向かう。







トンビが掻っ攫って行く
20分間隔なんで程なく乗船、天気もええので展望デッキから子供達がカモメに餌をやるのを見ながら12分程度の船旅を楽しむ。




府中の汽船乗り場から数分で「籠神社」に到着、ひと通り参拝してケーブル乗り場へ向かうけど、ここ「籠神社」の境内は写真撮影禁止。




外からの写真。(まあ、外国の方々は欧米人を含めてバシャバシャ撮ってたけど)




神社から数分でケーブル乗り場やけど、乗ろうとしたケーブルカーは足の不自由な方が多いので次まで待たんとあかんらしい、よー解らんけどリフトに乗ることにした。





結構な高低差をグングン登り展望デッキに到着、絶景や!
ここで、股のぞき(おっさん、人生初)したり写真を撮ったりしながら楽しむ、ベンチで休憩しながらこの後の行動を考えてたら、雷が鳴り始める。



安全を考慮してリフトの運行停止のアナウンス、ここのレストランで昼飯を絶景を楽しみながら食べようと考えてたけど、今後どうなるか分からんから降りる事にする。


ホームページより
ケーブルを降りて、昼飯場所を何食べよか考えてたら雨が降って来た、急いで近くの「つるや食堂」さんに入る。
入った途端に凄まじい雨と雷、天気予報は午後から雨や言うてたけど、ピッタリ当てんでも・・・・・・・。


ホームページより
ここで、オススメの「季節のイカとアカモクとバイ貝の丹後お宝丼」なる長い名前のメニューと地酒の冷酒を注文、あまりに美味そうなんで例のごとく写真の撮り忘れや、気が付いた時には三分の一位食べてた。
ホームページの写真でかんにん。
セットで付いてる赤米うどんは、うどんと言うよりお蕎麦に近い食感で冷たく喉越しが最高やった。
美味しい海鮮丼と冷酒をゆっくり堪能し落ち着いてたら雨が止んだみたいや、急いで汽船乗り場に向かう。




5分程で帰りの汽船に乗船、帰りは行きのとは違う汽船や。

天橋立汽船乗り場に着いたけど又雨が降って来た、未だ13時30分、雨の中ウロウロするんも疲れるので16時49分発の「くろまつ」に乗るまで天橋立駅構内のベンチで時間潰し。

3時間ちょっとをタブレットでニュースを読んだりボーッとしたり、ウトウトしたりして駅構内のベンチでお尻に根が生える程じっとして過ごす、おっさん、案外こう言うのも耐えれる。



16時21分初の普通列車が出たら案内表示板にくろまつ号の案内が出る、後30分程や。



16時32分、アフタヌーンティーコースの「くろまつ」が入線、これが折り返しでおっさんの乗るサンセットコースになる。

16時40分頃に駅構内にいらした乗客が「くろまつ」のチケットを持って改札口に向かわれ始める、おっさんも写真を撮る為に改札口へと。



2番線なんで跨線橋で2番ホームへ向かう、未だ降車乗客が写真を撮ってる。

そうしてると、2番線ホームには写真を撮る為だけの1名を除き本日の乗客は10名。
少ない!ゆったりと乗車出来る。






ひと通り写真を撮ってるとアテンダントさんが準備出来たとのアナウンス、チケットを見せて順番に乗車する。

チケットに席番号が書いてあるのでアテンダントさんが「何番のお席はこちらです」と案内してくださる、ちょっと特別感を味わえる演出。










おっさんの席は進行方向に向かって左側の2人席、丁度西舞鶴駅に向かう場合海側。
車内なんかを撮影してたら、間も無く発車のアナウンスがあって客室乗務員の紹介が有り、気動車の力強い音と共に出発。



間もなくするとお酒のオーダーを聞きに来る、サンセットコースではオリジナルカクテルか赤、白のワインかをチョイス出来るけど、おっさん、カクテルに興味あったけど甘かったら嫌なんで赤ワインを注文。
ちなみに、ワインは地ワインで天橋立ワイン、お代わり自由でおっさんには最高に嬉しい。
フルーティーで酸味のあるワイン。


今日のメニュー。



どれも美味しく、特におっさんが気に入ったのが、鰆のアヒージョとマスタードポーク、これをバターを付けたクラッカーやバゲットと共に頂くと最高や。
ワインとの相性も良くワインが進む事。




途中景観がええ所で列車のスピードを落としてアテンダントさんが解説して下さり、晴れてれば冠島が望める場所(奈具海岸)では10数分列車を停車して下さり車窓をバックに写真を撮って下さった。
あいにくの天気で薄っすらとしか冠島は見えへんかった、残念やけど季節が変わればメニューも変わるんで又乗車してもええ。






「あかまつ」の時と同じく、丹後由良駅で30分の停車、あいにくの雨やから駅舎周辺に出るだけにしたけど、雨が降ってなかったら前回「あかまつ」の時に行ったハクレイ酒造さんに行くのもええと思う。



ここで、停車中に最後のドルチェを出してくださる。





30分の停車後出発して直ぐに由良川橋梁に差し掛かる、ここでもこの列車はスピードダウンして景観を楽しませてくれる。






天気が良ければ橋梁から由良川にサンセットが見れるようや、しかしここでも残念。




由良川を渡り切れば車内販売で注文した品物(おっさんは、畳のコースターを購入)を持って来てくださり、間もなく西舞鶴駅に到着。
1人でも充分に楽しめ、特に今回は乗客も少なかった為、アテンダントさんともゆっくりお話しが出来最高の列車旅やった。





西舞鶴駅はICOCA なんかの交通系icカードが使えへんから、みどりの券売機で京都迄の乗車券をクレジットカードで購入、駅の売店でハイボールとツマミを買うて(売店ではICOCA が使える、なんか逆みたいやけど)予約しといた18時43分発「特急まいづる14号」の入線をホームで待つけど、風と雨で無茶苦茶寒い。


京都駅にて
けど、入線して来た列車は思いも寄らず「TANGO NO UMI」や乗りたかった列車でテンションも上がるわ。










ハイボールとツマミを楽しんだり列車内を撮影してたら20時21分定刻通り無事京都に到着。
朝コインロッカーに預けた荷物を回収して今日予約してるホテルへ向かう。

京都で1泊
あかまつ号に乗ってきた

2019年4月28日日曜日

防湿庫の湿度計

2016年に買うた、「Re:CLEAN:RC-30L」の湿度計、電池式や。





気が付いたら電池切れになってた。
約2年半で寿命、モニター電池と考えたら優秀。

早速、扉を開けて湿度計裏の電池カバーを開けて2個入ってる電池の型番を確認や。
何や、見た事無い型番。




AG13やて、早速ネットでAG13を入れて検索したら、LR44が互換型番みたいや。
焦るで!



早速会社帰りにダイソーでLR44を購入、100円で4個入り、何ともええ時代や、20数年前やったら2個で数百円したのに。
パッケージにもちゃんと互換型番にAG13と書いてある。






電池を交換して動作確認して正常に作動してるのを確認して終了。

この防湿庫、以前にも書いたけどアマゾンで10,000円ちょっとで買えるコストパフォーマンスがすこぶるええやつ、普通のアマチュアやったら十分すぎる。

2019年4月20日土曜日

正寿院の猪目窓

4月12日、正寿院夜間拝観、桜ライトアップに行ってきた。
娘が拝観予約してたみたいで、これのためだけに帰阪して、一緒に見物して楽しんだ。
ここ、正寿院は猪目窓と夏の風鈴祭りで有名になった寺院で、ここ数年インスタ映えで結構人気や。
ただ、公共の交通機関での訪問はかなり大変で、下手したらコミュニティバス(地元住民優先)を途中で降ろされる可能性もあるらしい、途中の山ん中で降ろされたら悲惨や。
タクシーを使えば、最寄りのバス停から2000円はかかるから往復で4、5000円は覚悟せなあかん。
必然的に行く人が少ない。
当然車の出番なんで免許ない人や車を所有してない人も行きにくい。

今回の夜間拝観は、車かタクシーしか方法が無い、なんでか言うと帰りのバスが無い、タクシーやと最寄りの鉄道駅(JR宇治駅又は京阪宇治駅)まで、おっさんがアプリで調べた金額が7000円前後や、結構な出費。
やっぱり車が最適みたいや。

で、当日娘を乗せて昼過ぎに出発、時間的にまだ早いから、JR宇治駅前のコインパーキングに車を停めて平等院に向かう。



娘は平等院が初めてで結構感動してたけど10円玉のモデルやと言うのは知らんかったみたいや。






時間的に遅かったんで鳳凰堂には入られへんかったけど桜も咲いててゆっくりと参拝出来た。

駅前の駐車場に戻って、まだ早いけど正寿院に向かい現地の駐車場で時間をつぶす事にする。
天ヶ瀬ダムの湖畔沿いに車を走らせ途中から国道307号線を走り約30分程で正寿院の駐車場に到着した頃には日も暮れて薄暗くなって、駐車場脇の桜にライトを照らし美しい景観がある。







待ってる間に娘と御朱印を頂きに本堂へ向かう。
駐車場には数台の車が停まっていて車内でそれぞれ時間潰しをされている。
19時30分になったので受付を本堂で済ませる。
拝観料を支払い、客殿の方へ。




20人くらいの人が客殿に入って思い思いの位置から猪目窓から望める夜桜を写真に収める、縁側もつぼにわに桜の木とともにライトアップされてて幻想的な景観が目の前に広がる、しかし全ての窓を取外してる関係で山間の冷気が客殿に入り込み、滅茶苦茶寒い、足なんか縁側の板の間に立ったら痛いくらいや。

20時40分に部屋の灯りを全て付けて正寿院のもう一つの見所、天井画を観れる様にしてくださる。






春夏秋冬の舞妓さんが描かれてる。





この後、再び灯りを消して猪目窓と両端の障子を外して完全にオープンにして下さり庭の全景が又綺麗や。
21時、寒さに凍えながら充分に堪能したから、そろそろ帰る事にする。